10年物国債利回りが、5%を超えてしまった。下はその日足だが、ローソクが上昇するチャンネルから飛び出てしまった。投資者が超感情的な時に、こんな現象が起きやすいから、そろそろ修正がある頃だ。
10年物国債利回りが、5%を超えてしまった。下はその日足だが、ローソクが上昇するチャンネルから飛び出てしまった。投資者が超感情的な時に、こんな現象が起きやすいから、そろそろ修正がある頃だ。
下でも触れたフォードだが、はたして底を形成しているのだろうか?ニュースがやや効いたとみえて、昨日の安値を割ることはなかったが、まだダウントレンドだ。ただ、はらみ線だから底が形成される可能性はある。とにかく、先ず下降するトレンドライン突破を確認したい。
下記でも説明したように、コンタクトレンズの消毒液問題で、ボシュロムは大きなギャップダウンで取引が始まった。だらだらと下げていたが、数えてみると13本連続の陰線だ。
入れてある移動平均線は200日だが、基本的に200日移動平均線以下で推移している株は買い対象にならない。古くから言われることだが、200日移動平均線の下に住むのはベア、そして200日移動平均線の上に住むのはブルだ。
アプライド・マテリアルズ、ラム・リサーチ、KLAテンコー、そしてバリアン・セミコンダクタの半導体4銘柄が、UBS証券によって格下げされた。
下は半導体指数に連動するSMHの日足だが、間違いなく今朝の格下げで、売り手が助けられた。金曜は、半値戻しレベルを突破できず、弱気な包み線形成だったから空売りを入れた人たちが多くいたことだろう。ご丁寧に、4銘柄もダウングレードだから、SMHは200日移動平均線も割ってしまった。
下はナスダック指数の日足チャートだが、金曜は木曜の線を完全に包みこむ、弱気な形が出来上がった。これで、2、3日下げるかもしれないが、乗り遅れた投資者が、押し目買いができると喜んでいる。皆、まだまだ強気のようだ。
まったく聞いたことの無い会社だが、政府と契約を結んだという昼過ぎのニュースで、O2ディーゼルに買いが殺到した。下の5分足チャートを見てほしい。横ばいからのブレイクアウトがあったから、買い遅れたトレーダーにも、二度目のチャンスがあったわけだ。
10年物国債利回りの上昇が続いている。明日に雇用統計を控え、利回りはとうとう4.9%台に入った。アナリストは、非農業部門新規就業者数が19万人増えることを予想しているが、マーケットはそれ以上の数字を見込んでいるようだ。利回りが5%を超えると、かなり株に悪影響を与える、と言うアナリストが多いだけに、今後も国債市場の監視が必要だ。
新ソフトウェアの発表で、アップルコンピュータが好調なスタートを切った。下は日足チャートだが、二つ重要なことが起きた。
先ず、下降するトレンドラインを突破。そして、ここまでより低い高値を記録(A、B、C)し続けてきたが、今日のニュースでついにより高い高値ができた。これでアップルのダウントレンドが終了したようだ。
アヒルが登場するコマーシャルでおなじみの、アフラック(保険会社)が格上げされた。勢いよく飛び出したのは良かったが、寄付きが高値となって早速売られてしまった。
よく見ると、寄付いた場所が面白い。3月21日の高値と4月3日の安値で計算すると、今朝の寄付きは、ちょうど50%レベルの半値戻しだった。壁になりやすいだけに、半値戻しには注意しよう。
ファッションの店、ギャップ(GPS)に買い推奨が出た。強いスタートを切ったが、寄付いた所はギャップゾーンの上辺だっただけに、あっというまに利食われてしまった。ギャップがレジスタンスになりやすい好例だ。
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