議会での証言で、バーナンキ氏は金利引き上げを一時中止して、米国経済の様子を見る可能性があることを語った。この発言に対するはマーケットの反応は速かった。
下はS&P500指数に連動するスパイダー(SPY)の5分足だが、議長発言直後の動きが凄まじい。バーナンキ氏の言葉に、市場関係者は細心の注意を払うだけに、経済カレンダーを忘れずに見る習慣を身に付けよう。
議会での証言で、バーナンキ氏は金利引き上げを一時中止して、米国経済の様子を見る可能性があることを語った。この発言に対するはマーケットの反応は速かった。
下はS&P500指数に連動するスパイダー(SPY)の5分足だが、議長発言直後の動きが凄まじい。バーナンキ氏の言葉に、市場関係者は細心の注意を払うだけに、経済カレンダーを忘れずに見る習慣を身に付けよう。
アメリカ個人投資家協会の発表によると、現在のマーケットに対して、「強気」と答えた個人投資家は34%、そして「弱気」という回答は41%だった。
下はS&P500指数の日足だが、赤点の位置は「弱気」が「強気」を上回っていたことを示す。大衆はいつも間違う、と言われるが、ここから更にマーケットは上げるのだろうか。
下はドル/円の週足チャートだ。G7のコメントで、簡単に上昇するトレンドラインを割ってしまった。次のサポートは、113.40円付近だ。それにしても急激なドル安だ。
チョコレートで有名な、ハーシーがホールドから「買い」に格上げされた。日足チャートを見ると、昨日のローソク足には長い下影がある。陰線とは言うものの、大きな出来高で分かるように、かなり強い買い圧力だ。引け後に決算を控えていたから、利益確定のために、空売りが一斉に買い戻された、と説明することもできるが、格上げニュースも漏れていたのかもしれない。
大手製薬会社メルクが、予想を上回る決算、そして第2四半期の収益上方修正を発表した。好調なスタートを切ったが、重なる20日と50日移動平均線、そしてギャップにぶつかってしまった。移動平均線やギャップは目立つから、よく売買のタイミングに利用される。くれぐれも注意しよう。
予想を上回る決算を受けて、バンク・オブ・アメリカはIBMに買い推奨を出した。更に、プルーデンシャルも目標株価を98ドルから105ドルに引き上げ、IBMは好調なスタートを切った。
しかし、待っていたのはレジスタンスゾーンだ。あっと言う間に売られ、また200日移動平均線の下へ戻ってしまった。終了まで、まだ1時間以上あるが、このまま引けると嫌な包み線ができあがる。
マーキュリー・インターアクティブの目標株価が、クレディ・スイスによって、35ドルから45ドルに上方修正された。下は昨日の終了時点での日足だが、4本連続の陰線が終わり、反転の兆しが見えていた。
運良く、今朝はギャップアップしなかったから、うまく昨日の高値抜きと同時に買えたトレーダーが多かったようだ。
Alkermes(ALKS)が買いに格上げされた。大きくギャップアップで始まれば問題なかったのだが、さっそく二つのレジスタンスにつかまってしまった。
先ず、下降する20日移動平均線。もう一つは、38.2%の値戻しレベルだ。それでは、ここで空売るべきか?答えは「ノー」だ。既に右下がりのトレンドラインを突破しているから、アップトレンドに転換する可能性が高い。たとえ下げても2本前の安値を割らないかぎり、ALKSは基本的に買いだ。
スパイダー(SPY)という、S&P500指数に連動する銘柄がある。半値戻しレベルで下げ止まっているが、既に上昇するトレンドラインと、50日移動平均線を割っている。反発を狙った買いを考えているトレーダーもいるが、トレンドライン(赤)にぶつかった時点での空売りを計画するトレーダーも多い。
今週から、本格的な決算シーズンが始まる。オーバーナイトのポジションに、くれぐれも注意しよう。
グーグルばかりが脚光をあび、ヤフーの株主が不快な気分を味わっている。下はヤフーの週足チャートだが、ベアフラッグの底辺を割ってしまった。株主には嬉しい話ではないが、また3月の安値がテストされそうだ。
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