大手証券会社メリルリンチが格上げされた。窓を開けての寄り付き、しかし中々上がらない。上を見れば、少なくとも二つの壁がある。先ず、下降する20日移動平均線、そして右下がりのトレンドラインだ。
大手証券会社メリルリンチが格上げされた。窓を開けての寄り付き、しかし中々上がらない。上を見れば、少なくとも二つの壁がある。先ず、下降する20日移動平均線、そして右下がりのトレンドラインだ。
S&P500指数の、週足チャートを見てみよう。そろそろ半値戻しレベルだ。ストキャスティクスも、売られ過ぎゾーンが近いから、反発ラリーに期待したい。
XMサテライトラジオが、ホールドから買いに引き上げられた。下は5分足だが、寄付きは好調だった。正確に言えば強すぎた。ボリンジャーバンドを飛び越えているから、あまりにも中央の移動平均線から乖離しすぎだ。一本目のローソクは首吊り線になり、あとはあっけなく売られてしまった。
予想どおり、短期金利は0.25ポイント引き上げられ、ちょうど5%になった。下はS&P500指数に連動する、スパイダーの1分足だ。サポート割れ、そして直ぐ反発、と思えばまた下げ。忙しい動きだ。
Soleil社はNVIDIAの目標株価を、30ドルから36ドルに引き上げた。下は日足だが、高値が更新されたにもかかわらず、MACDの伸びが冴えない。ディバージェンスと呼ばれる現象だから、利食いの売りに要注意だ。
下は雇用統計発表直後の、ドル/円の動きだ。横ばいが続いていたから、ブレイクダウンを合図に、ドルを空売ったトレーダーがさぞ多かったことだろう。毎月第1週目の金曜は雇用統計がある。はたして来月はどうなるだろうか。
下はドル/円の週足チャートだ。長い下影を作って、ドルが反発している。しかし、2週間前のギャップ、116円がレジスタンスになりそうだ。ここから、またドルが下がったら、どの辺がサポートになるだろうか。半値戻しレベル、111.57円あたりが目安だ。
ニューヨーク証券取引所に上場されている、ホンダ・モーターの日足だ。ギャップ(窓)だらけのチャートだが、東京での引けがニューヨークでの寄付きを決めるから、どうしてもこんな形のチャートが出来上がってしまう。米国投資家には、少しやりにくい株だ。
好調だった証券会社に売りが入り始めた。下は証券セクター指数の日足だが、上昇するトレンドラインを大きく割ってしまった。マーケットを支えてきたセクターだけに、このブレイクダウンは痛い。
証券会社を売って、どこへ資金は流れているのだろうか?チャートを見る限り銀行だ。
予想以下の決算発表で、ダウ銘柄マイクロソフトが大きく売られた。下は日足だが、長期トレンドを見る200日移動平均線を割る大きなギャップダウンだ。200日移動平均線の下にある株には手を出すな、と多くの株入門書には書かれている。正に今日、マイクロソフトは投資に向かない株になってしまったわけだ。
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