ガソリンに替わるエタノールを生産する、パシフィック・エタノール社に買い推奨が出た。下は日足チャートだが、二番底を作っているようだ。まだ完全に下降するトレンドラインを突破していないから、買い出動には少し早いようだ。
ガソリンに替わるエタノールを生産する、パシフィック・エタノール社に買い推奨が出た。下は日足チャートだが、二番底を作っているようだ。まだ完全に下降するトレンドラインを突破していないから、買い出動には少し早いようだ。
下はグーグルの日足だ。200日移動平均線から跳ね返り、ギャップに挑戦している。空売りの買い戻し注文が、ギャップの直ぐ上に控えているだろうから、うまく突破ならラリーが期待できそうだ。
下はゼネラル・モーターズの日足だ。チャンネルの底辺と、20日移動平均線(青)に支えられているのだが、どうも買いにくい。問題は壁になる可能性がある窓だ。それなら、チャンネルの底辺割れで空売りを試すべきだろうか?下を見れば、そこには支持線になりそうな窓がある。嫌なパターンだ。
下は、クレーマー氏が挙げたハードランディング用の銘柄、大手製薬会社GlaxoSmithKline(GSK)の週足だ。
三連敗をまぬがれ、ほぼ高値引けの陽線が出来上がった。RSI(レラティブ・ストレンクス)も平になり始め、株価の下降にブレーキがかかっている。先週の高値抜きを狙った、逆指値の買い注文が控えていることだろう。
ニューヨーク証券取引所と、ユーロネクストの合併計画が発表された。これが実現すると、世界最大の証券取引ネットワークが出来上がる。
このニュースで、ニューヨーク証券取引所はギャップアップでのスタートだったが、下降するトレンドラインと20日移動平均線に上伸を阻まれてしまった。
次に週足を見てみよう。
ほぼ半値戻しレベルで取引されている。残るはトレンドラインだ。
アドビシステムズに買い推奨が出た。しかし、見てのとおり株価は全く動かない。これだけ明瞭なダウントレンドだから、強気な人でもさすがに躊躇してしまう。
あえて一つ好材料を記そう。株価は下げているが、MACDヒストグラムは上昇が始まっている。値動きと指標が不一致の、ディバージェンスと呼ばれる現象だから、そろそろ空売りの買い戻しがありそうだ。
下は、小型成長日本株に投資する上場投信、JOFの週足チャートだ。どうやら、サポートゾーンは守られたようだ。
次に日足を見てみよう。
下降する短期トレンドラインに迫っている。ここを突破したら、買いを試してみるのも面白いだろう。
一夜のうちに、ファンダメンタルズが変わってしまったのだろうか。5月10日をピークに、ダウ指数は既に500ポイント以上の下げだ。歴史を振り返れば、米国株式市場は約3年に一度の割合でベアマーケットが訪れているから、下げ相場に入ってもおかしくない。それに悲観的な見方を発表するアナリストも目だって増えているから、強気な人でもかなり慎重になってしまう。
最近のように、マーケット全体が不安定になると、多くの投資者は相場に対して恐怖を感じるようになる。今直ぐ処分しなければ、株価は明日半分になってしまうかもしれない。まったく大袈裟な考え方なのだが、いったん怖くなってしまうと、完全に冷静な判断ができなくなってしまう。こんな感情に支配された売りは更なる売りを呼び、ファンダメンタルズに関係なく株価は下げて行くわけだ。
下のチャートは、カジュアル・ウェア小売のアバークロンビー・アンド・フィッチ社の日足だ。
これもマーケットと同様に、5月10日過ぎから下げが始まっているが、ファンダメンタルズだけを考慮するなら、この銘柄を売る理由は無い。
26人のアナリストがアバークロンビー・アンド・フィッチを追っているが、強い買いを薦めるアナリストは7人、買いが8人、そしてホールドが11人だ。注目したいのは、売りを薦めるアナリストは一人もいない。しかし現に株価は下げている。要するに、チャート無しで株式投資は考えられないわけだ。
下はナスダック指数の日足だが、二つの壁に直面している。先ずギャップゾーン、そして長期トレンドを見る200日移動平均線だ。安値から反発中だけに、次の空売りを狙っているトレーダーが多い。それだけに、簡単に200日移動平均線を突破なら、買いに弾みがつきそうだ。
5月30日 消費者信頼感(5月分) 予想100.0
5月31日 シカゴ購買指数(5月分) 予想56.2
5月31日 FOMC(連邦公開市場委員会)議事録発表
6月1日 自動車売上数(5月分) 予想560万台
6月1日 ISM指数(全米購買指数 5月分) 予想55.7
6月2日 雇用統計(5月分)
最も注目されるのは2日の雇用統計だ。
非農業部門新規雇用者数は+17万人、そして4.7%の失業率が予想されている。
本マガジンは客観的情報の提供を目的としており、投資等の勧誘または推奨を目的としたものではありません。各種情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負いかねます。
発行:株式会社ブレイクスキャン 監修:株式会社デイトレードネット