先週目だったのは、テレコミュニケーションセクターだ。このセクターの動きに連動する、テレコム・ホールダー(TTH)の日足を見てみよう。
たしかに高値を更新だが、ローソクには弱気な尻尾ができている。利食いの売りに注意したい。
先週目だったのは、テレコミュニケーションセクターだ。このセクターの動きに連動する、テレコム・ホールダー(TTH)の日足を見てみよう。
たしかに高値を更新だが、ローソクには弱気な尻尾ができている。利食いの売りに注意したい。
下はユーロ/ドルの5分足だ。予想を下回る米国GDP(国内総生産)ニュースが、ユーロ買い材料になった様子がよく分かる。このように、主要経済指標発表は為替相場を変動させる。来週の金曜は雇用統計だから、また為替相場に注目だ。
下でも紹介したが、航空券が大きく値上がっている。高騰するオイルが原因だ。そこで、航空セクター指数を見てみよう。
迷いが表れている。上辺が水平で、下辺が上向きなら上放れが期待できる。しかし、この形ではどちらに放れるか分からない。
午後、連銀から地域経済を報告する、ベージュ・ブックが発表された。要旨は、「いまだにインフレの心配はあるが、経済成長に減速が見られる」、というものだ。
この発表で、さっそくユーロが買われた、と報道されているが本当だろうか。下はユーロ/ドルの10分足だが、ユーロ買いは午前中から始まっていた。
ヨーロッパでの売上が、ここ10年間で最高になった、というニュースで、マクドナルドは7月19日の高値を突破した。しかし、下の日足で見ると分かりやすいが、さっそく売りが入っている。
なぜ売られたのだろうか?次に見てほしいのが、日足の下の週足チャートだ。正に、下降するトレンドラインに邪魔をされたようだ。
好決算の発表で、大手製薬のメルク(MRK)は新高値を記録した。高値更新株は大きな注目を集めるから、これでメルクはデイトレード銘柄に仲間入りだ。
ダウ輸送関連株指数が、200日移動平均線を割って、安値を更新した。
だからどうした?ダウセオリーを信じる人には、これは重要な意味を持つ。なぜなら、ダウ指数は輸送関連株指数を追う傾向があるからだ。はたして、このセオリーは、今日も健在だろうか?(下はダウ指数)
上はファンダメンタルズを基本にした、半導体セクターの、アドバンスト・マイクロ・デバイシーズの評価だ。1が最低、10が最高得点になり、6カ月前の評価は7、3カ月前は5、そして1カ月前が3、と下げ方向だ。
それでは、長期チャート(月足)を見てみよう。
7の評価が出た6カ月前は、一番長い陽線ができた部分だ。それ以来まったく冴えない動きだが、現在アドバンスト・マイクロ・デバイシーズは重要な位置に来ている。トレンドラインのテスト中だから、正に正念場だ。
多くの人たちが半値戻しレベルを見ている。下はネットワーク・アプライアンス(NTAP)の日足だが、見事に半値戻しレベルが壁になった。
更に20日エクスポネンシャル移動平均線、それにギャップもあるから、固い壁になったようだ。
買い手の優勢を示す下影が出来ているから、昨日の引け間際にヤフーを買った人たちがいたことだろう。悪い考えではないが、この買いには一つ間違いがある。
実はヤフー、昨日の引け後に決算発表をした。予想どおりの利益だったが、期待されていた新ビジネスプロジェクトが延期された。これでは第3四半期の収益に悪影響だから、今朝大きなギャップダウンでの寄り付きとなった。
スイングトレードをするなら、狙っている銘柄の決算発表日を必ず調べよう。
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