マイクロソフト(MSFT)に売りが集中した。Vistaに否定的なバロンズ誌の記事が大きく効いたようだが、中期トレンドを見る、50日移動平均線を割っての寄り付きだ。
株価が一時的に50日移動平均線まで下げたところで買う人が多いように、一時的に50日移動平均線まで上がったところで空売る人たちもいる。注目したい移動平均線の一つだ。
Stocks You Need To Know About
50日移動平均線
HON[Honeywell]
下の英語セクションで触れた、HON[Honeywell] の日足を見てみよう。
メガホンが出来ている。そろそろ利食いがありそうだ。
メガホンが出来ている。そろそろ利食いがありそうだ。
USO
USOは「ウソ」ではなく、オイルに連動する上場投信だ。英語のセクションでも触れたが、先物市場でオイルが買われている。下はUSOの日足だ。
ギャップを突破しても、その上には壁になりそうな50日移動平均線がある。
これは週足だ。トレンドラインが近いから、そろそろ売り物に注意だ。
ギャップを突破しても、その上には壁になりそうな50日移動平均線がある。
これは週足だ。トレンドラインが近いから、そろそろ売り物に注意だ。
Dell
下の5分足チャートで分かるように、デル・コンピュータ(DELL)は、ギャップアップのスタートを切ったが直ぐ売られてしまった。
いったい何が壁になったのだろう。日足に移ろう。
寄付いた場所は半値戻しレベル(50%)、そして20日移動平均線が走っていた。
いったい何が壁になったのだろう。日足に移ろう。
寄付いた場所は半値戻しレベル(50%)、そして20日移動平均線が走っていた。
ダイヤモンド(DIA)
下は、金利据え置き発表直後の動きを示す、ダウ指数に連動するダイヤモンド(DIA)の3分足チャートだ。
きれいなブルフラッグが出来上がっている。
きれいなブルフラッグが出来上がっている。
モトローラ(MOT)
英語のセクションでも触れた、モトローラの日足チャートを見てみよう。
ニュースがニュースだっただけに、株価は一気にトレンドラインを突破してしまった。いったん利食われて、またトレンドライン付近まで戻るなら、押し目買いを呼ぶことだろう。
ニュースがニュースだっただけに、株価は一気にトレンドラインを突破してしまった。いったん利食われて、またトレンドライン付近まで戻るなら、押し目買いを呼ぶことだろう。
KLAC
バンクオブアメリカは、KLACの目標株価を、46ドルから53ドルに引き上げた。下は日足チャートだ。
下降する20日移動平均線と、ギャップに上伸を邪魔されている。上ヒゲもでき始め、売りの圧力が増している。この辺で安値からのプルバックが終わりなら、そろそろ空売りが狙えそうだ。
売られ過ぎ
いくらなんでも売られ過ぎだ、とあるテクニカル・アナリストがBIIBを一例にあげていた。さっそく日足を見てみた。
ギャップの上限のところで、下げ止まった観がある。それぞれの株価レベルでの出来高(緑色の横線)も、このあたりは多いからサポートになる可能性がある。とにかく、金曜の高値突破が焦点だ。(赤は200日移動平均線)
国債利回り
下の日足チャートで分かるように、10年物国債の利回りがジリジリと上がっている。
高値は更新されているが、MACDは以前の高値を下回る、デバージェンスが起きている。それに、指数は上辺に近いから、このあたりが一時的な天井になる可能性がある。来週は連邦公開市場委員会があるから、国債の動きに注目だ。
高値は更新されているが、MACDは以前の高値を下回る、デバージェンスが起きている。それに、指数は上辺に近いから、このあたりが一時的な天井になる可能性がある。来週は連邦公開市場委員会があるから、国債の動きに注目だ。
XLE
エネルギーセクターに連動する、XLEの日足チャートです。50日移動平均線が壁になりましたが、もう一つ邪魔をしているものがあります。
正解は、半値戻しレベル(50%)です。
正解は、半値戻しレベル(50%)です。