Thousands Still Stranded in Londonという見出しにぶつかった。多数の人がロンドンで、足止めをくらっているようだ。テロ事件でもあったのかなと思いながら読み続けると、
LONDON (AP) -- British Airways pressed Sunday to resume normal service, two days after the end of a crippling ground-crew walkout that had stranded more than 100,000 passengers during the peak of the summer travel season.
英国航空のストだったのだ。ロンドンと足止めの二単語で、テロを想像してしまったのだから、時代は変わったと言うべきなのか。。。
グーグルの下げが目立つが、こんな記事が目に飛び込んできた。
Sergey Brin sold over 30 million dollars worth of his GOOG shares earlier in the month.
なんとグーグル創立者のSergey Brin 氏が、今月初め3千万ドル以上に相当する自社株を売却していたのだ。
これでは買いにくい。
連銀は短期金利引上げを実行した。マーケット関係者が思ったとおり、金利は0.25ポイント上がって3.5%になった。いったい、いつ利上げに終わりが来るのだろう。分からなくなってしまった。こんな市場心理を、ニュースの見出しは簡潔に表している。
Fed lifts rates to 3.5%; no hint of pause
キーワードはno hintだ。ヒント無し、グリーンスパン氏を読むのは楽じゃない。
またクルードオイルが高値を更新した。なぜこう上げ続けるのだろう。CNNはこう説明している。
Crude sets new closing high as refinery shutdowns leave the market on edge amid robust demand.
キーワードはrefinery shutdowns (製油所の閉鎖)だ。robust demand(膨大な需要)があるにもかかわらず、肝心な製油所が働いていないのだから、これでは買い手がますます強気になってしまう。
明日の雇用統計は、やはり売りの材料になったようだ。こんな解説が出ていた。
U.S. stocks were down in the final half-hour of trading Thursday amid rising oil prices and tepid retail sales, with investors now looking to the July employment report to provide a further catalyst to the upside.
下げ材料は3つだ。
1、rising oil prices (オイル価格の上昇)
2、tepid retail sales (パッとしない小売売上)
3、employment report (そして上記した明日の雇用統計)
明日は荒れるかな?