高いガソリンに閉口する消費者に、嫌なニュースが飛び込んできた。
BP closes Alaska oil field; crude prices spike
英国の石油会社、BPがアラスカの油田を閉鎖し、そのためオイル価格が跳ね上がったことを報じる見出しだ。
パイプラインに腐食が発見されたのが閉鎖原因だが、これで毎日40万バレルにおよぶオイル生産量が減る。世界的なオイル供給量に大きなダメージを与えることは無い、と報道されているが、アメリカ西海岸州でのガソリン値上がりが間違いない、ということだ。
まずヘッドライン。
Unemployment Rate Climbs to 4.8 Percent
米国失業率が、4.8%に上がったことを報じた見出しだ。失業率上昇の原因は何だろうか?バンク・オブ・アメリカのアナリストは、こう述べている。
Companies are feeling the strain of rising costs for energy and raw materials as well as higher interest rates. They also remain uncertain about the economy's prospects for the balance of the year.
上昇するエネルギー・コスト、原料、そして短期金利が負担になり、今年後半に不安があるようだ。
まずヘッドライン。
'Fed will definitely pause'
連銀は間違いなく一休みする、ということで、来週のFOMC(連邦公開市場委員会)で金利引き上げの可能性が無くなったことを強調する見出しだ。
これを言ったのは、世界最大の債券ファンドを指揮するビル・グロス氏だ。更に氏は「The bear market in bonds is dead.」、という債券市場のベアマーケットが終了したことを宣言している。
先ずヘッドライン。
Bank of England hikes key rate to 4.75%
英国の中央銀行、バンク・オブ・イングランドは、短期金利を4.75%に引き上げた。
欧州中央銀行の利上げは予想どおりだったが、バンク・オブ・イングランドの金利引き上げは予想されていなかった。この利上げは、こう説明されている。
The Bank of England explained that the pace of economic activity as quickened in the past few months, and that higher energy prices have led to greater inflationary pressures.
引き上げの理由は二つある。
1、最近の経済成長速度が増してきた。
2、エネルギーコスト上昇でインフレの心配がある。
それでは、ランバスが売られた原因を記そう。
SAN FRANCISCO (MarketWatch) -- Rambus Inc. shares plunged as much as 30% Wednesday after U.S. antitrust regulators said the company "unlawfully monopolized" four markets for computer memory chips.
重要なのは太字の「unlawfully monopolized」だ。四つのメモリー・チップ市場で、ランバスは独占禁止法に違反したようだ。