上げが続いていただけに、弱い経済指数が利食いのタイミングになった。
The Philadelphia Federal Reserve's manufacturing survey produced an unexpected negative September reading, igniting fears that the economic slowdown is more severe than previously understood.
フィラデルフィア連銀製造業景況指数の9月分は、予期せぬマイナスとなった。そのため、米国経済は思っている以上に悪化するのでは、といった不安が大きくなっている。
USA Todayの報道によれば、今年、約2割に及ぶヘッジファンドが損を出しているという。
The biggest loser: Tontine Overseas A. It has lost nearly 32% investing in small and midsize U.S. stocks.
最も成績が悪いのは、アメリカの小型と中型株に投資するTontine Overseas A、というヘッジファンドだ。ここまでの成績はマイナス32%というから、年末は解約者が殺到しそうだ。
U.S. stocks are expected to be rangebound early next week as traders await the Federal Reserve's policy meeting Wednesday for hints on what's next for interest rates.
水曜に連邦公開市場委員会があり、マーケットは横ばいになりそうだ。
The Fed is expected to keep rates on hold.
ということで、今回も金利据え置きが予想されている。
先ずヘッドライン。
Natural-gas futures close at two-and-a-half-year low
天然ガス、2年半ぶりの安値で終了
ガソリンやオイルだけでなく、天然ガスも下げている。エネルギーコストが下がれば、インフレ原因の一つが消える。だから株は買いだ、そんなアナリストも現れている。
Higher oil prices lift July gap between imports and exports above the mark set after hurricanes Katrina and Rita last October.
高オイル価格が原因となり、米国貿易赤字(7月分)は去年10月のハリケーン・カトリーナとリタ後に発表された記録を上回る、史上最高のレベルに達した。
今週、金は2%減となり2カ月ぶりの安値に転落した。なぜ売られているのだろうか?
Renewed dollar strength and talk of European central bank gold sales triggered fresh selling of the metal by funds.
米ドルの上昇、ヨーロッパ中央銀行による金売りが引き金となり、ファンド会社が金を売っている。
I am now seeing tops in names like XILINX, TEXAS INSTRUMENTS, LAM RESEARCH and a bunch of TECH names.
上はギャリー・カルトバウム氏の言葉だ。ザイリンクス、テキサス・インスツルメンツ、ラム・リサーチなどのテクノロジー銘柄が天井を形成しているという。
もっと具体的に言えば、上記の銘柄は半導体セクターに属するものばかりだ。半導体がダメになったらナスダック市場が崩れてしまう。それがカルトバウム氏の心配事だ。