20日: 連邦公開市場委員会。予想は金利据え置き。
21日: 経済先行指数。マイナス0.2%が予想されている。
また22日には、大手住宅建築のKBホームが決算を発表する。住宅市場の冷えこみが顕著なだけに、実際どんな数字が出されるかが注目される。
ここ3カ月間で、もっとも買われているセクターは何でしょうか?
正解は自動車株です。業界は暗い状態ですが、フォード・モーター(F)は最近3カ月で40%を超える伸びです。
上は週足。
ニューヨークの世界貿易センターがテロリストに攻撃されてから5年経った。この5年間で、大きく上がったのは下記の三つだ。
1バレル23ドルだったクルード・オイルは60ドル98セント、1ガロン1ドル66セントだったガソリンは3ドル3セント、そして1オンス271ドル20セントだった金は601ドル73セントに値上がった。(2006年の数値は8月31日時点のもの)
火曜:ベスト・バイ(小売)。予想一株利益は44セント。
火曜:ゴールドマンサックス(証券)。2ドル97セント。
水曜:リーマン・ブラザーズ(証券)。1ドル49セント。
木曜:ベア・スターンズ(証券)。2ドル91セント。
木曜:アドビシステムズ(ソフトウェア)。26セント。
こんな見出しが目にとまった。
Ford needs big changes, maybe new CEO
苦しい現状を打破するために、フォードモーターは大きな変革が必要であり、先ず最高経営責任者の入れ替えが提案されている。
ビル・フォード氏は地位を適任者に譲る考えを確かに持ち、ロイターはこう報道している。
The auto maker's CEO told employees that the company needs a new business model and is considering turning to outside executives and making alliances with other carmakers.
フォードには新しいビジネスモデルが必要であり、フォード氏は他社の経営陣抜擢や他の自動車メーカーとの提携を考慮している。
トレーダーズ・アルマナック社の調べによると、9月は一年でもっとも成績が悪い。
1950年からのS&P500指数だが、9月はマイナス0.7%だ。逆に調子が良いのは、年末年始の11月、12月、そして1月だ。
多くの経済指標が今週発表される。先週の退屈なマーケットと打って変わって、今週は荒れ模様になりそうだ。主な発表を記そう。
29日: 消費者信頼感
29日: 連邦公開市場委員会議事録発表
30日: GDP(国内総生産)
31日: 個人所得、個人消費
31日: シカゴ購買指数
9月1日: 自動車トラック販売数
9月1日: 雇用統計
もっとも注目されるのは、1日の雇用統計だ。
マーケットに影響を与えそうな発表が今週三つある。
先ず、23日に予定されている中古住宅販売件数だ。年間ベースで660万件が予想されている。次は24日の耐久消費財受注だ。先回は+2.9%だったが、今回は±0からマイナス1%が予測されている。そして24日には、新築住宅販売件数も発表される。予想は年間ベースで110万件だ。
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