The biggest customers of the New York Stock Exchange and the Nasdaq Stock Market are turning into their most dangerous competitors.
大きな取引をするファンドなどの機関投資家は、ニューヨーク証券取引所やナスダックで取引をするのを避け始めている。では、どこで売買しているのだろう?
These customer-competitors are securities companies, led by UBS, Goldman Sachs Group and Credit Suisse Group. They already steer 12 percent of U.S. stock trades away from the exchanges to their internal systems.
UBS証券、ゴールドマンサックス、そしてクレディ・スイスの持つ、内部取引システムが利用されている。既に12%に相当する出来高が、これらの証券会社に奪われている。
証券会社の内部取引システムが選ばれるようになったのは、秘密に売買できるからだ。ナスダックやニューヨークを通したら、売値と買値が表示されてしまうが、内部システムなら、そんな心配は無い。来年度も、内部取引システムでの出来高が、大きく増えることが予想されている。
はたして今月の相場が上がるかどうかは別にして、ここでトレーダーズ・アルマナック社からのデータを見てみよう。
過去10年間、12月にオイル・セクターに投資をして6月に売ると、年間平均で16.2%の利益があった。主なオイル銘柄を記しておこう。
ANADARKO PETROLEUM (APC), BP PLC (BP), CONOCOPHILLIPS (COP),
CHEVRON CORP (CVX), HESS CP (HES) , MARATHON OIL CORP (MRO),
OCCIDENTAL (OXY), REPSOL YPF S.A.(REP), SUNOCO INC (SUN),
TOTAL S.A. (TOT), VALERO ENERGY (VLO), EXXON MOBIL (XOM)
耐久財受注、消費者信頼感、中古住宅販売件数、個人所得、個人消費、自動車販売台数、とにかく来週のカレンダーは忙しい。一波乱あるかもしれないが、以前フィデリティの大口取引デスクの責任者だったケビン・ハガティー氏の言葉を頭に入れておきたい。
「大手ヘッジファンドによる、月末のお化粧買いがあるはずだから、来週のマーケットも強くなりそうだ。」
物価と小売セクターが今週のテーマだ。
先ず火曜(14日)には、小売業界大手のウォルマート(WMT)、ターゲット(TGT)、そしてホームデポ(HD)の決算発表がある。クリスマスセールが近いだけに、見通しに関するコメントが注目される。
生産者物価指数(PPI)は火曜、消費者物価指数(CPI)は木曜(16日)に予定され、PPIはマイナス0.4%、そしてCPIは0.3%減が予想されている。