時間はNY時間
・レベル1
午後2時前、ダウ指数の下げが1100ポイントに達したら、取引を1時間停止する。この下げ幅が、午後2時から2時半の間に起きた場合は、取引を30分間停止する。2時30分を過ぎていた場合は、レベル2の下げ幅に達しない限り、取引が停止されることはない。
・レベル2
午後1時前、ダウ指数の下げが2200ポイントに達したら、取引を2時間中止する。もし、この下げ幅に、午後1時から2時に達した場合は、取引を1時間停止する。2時過ぎに、この下げ幅に達した場合は、翌日まで取引を再開しない。
・レベル3
時刻に関係なく、ダウの下げ幅が3350ポイントに達したら、その時点で取引は中止され、マーケットは翌日まで再開されない。
(注:下げ幅は、四半期ごとに決定される。)
ということで、厳しい下げなのだが、500ポイントの下落では、マーケットが一時停止されることはない。
今日の下げに一役買ったのは、人気株番組「マッド・マネー」を担当するジム・クレーマー氏だ。問題の発言は、月曜朝の番組「TODAY」で起きた。
「こんなことをテレビで言いたくない。しかし、これが週末に考え続けて得た結論だ。もし、5年以内に必要な金が株に投資されているなら、今直ぐに売ってほしい。今週中に売ってほしい。」
強気なクレーマー氏が、こんな弱気発言をしたのは初めてだけに、そろそろ底が近いと言う人たちもいる。しかし、あの深刻なクレーマー氏の顔を通勤前に見て、売りを決心した人はかなりいたことだろう。
(TODAYで語るクレーマー氏)