October 2008 のトップ・ストーリー一覧

アンドリュー・ミッキー氏(Q1 Publishing)によると、マーケットが完全に底打ちとなるには、五つの条件が揃う必要がある。興味深いのは、既に四つの条件が出揃った、と氏は言う。

ターゲットは地方銀行

予想されたとおり、0.5ポイントの金利引き下げが実施され、FF金利は1%、そして公定歩合は1.25%に設定された。

先ず、オンライン調査の結果から見てみよう。

スーパー・リッチが買う銘柄

プリンス・アンド・アソシエーツ社の調べによると、個人資産が100万ドルから一千万ドルまでの消費者の75%は、次期大統領としてジョン・マケイン氏(共和党)を支持している。

増える悲観論者

今週のFOMCで、FF金利が1%に引き下げられることが見込まれている。世界的な金融危機なのだから当たり前の措置だ、という意見が圧倒的に多いが、ここでの金利引下げは本当に効果があるのだろうか?

底の形成?

週末のブログで、バリー・リットホルツ氏が、こんなことを指摘している。下は、S&P500指数に連動するSSOの日足チャートだ。(注:SSOは、S&P500指数が1%上がると、2%上昇する仕組みになっている。)

大手資産運用会社T.Rowe Priceの最高経営責任者が、「今は持ち株を売る時ではない」、と投資家たちに呼びかけた。しかし、ウォール街に対する嫌悪感が最高に達している今日、この声に耳を傾けた人はいたのだろうか?
7月、原油は1バレル150ドルに迫り、200ドルに達するのは誰もが時間の問題だと思っていた。そして今日、予想に反して、原油は70ドル以下で取引されている。

注目されるバリュー株

こんなマーケットで投資などできない、と諦めてしまった人たちも多いが、先日ニューヨーク・タイムズに掲載されたウォーレン・バフェット氏のコラムで分かるように、ここで株を買い始めた投資家たちもいる。

バリー・リットホルツ氏、ダグ・カシュ氏、株に対して弱気な姿勢だった両者が強気になった。そして今日、マーク・ハルバート氏は、VLMAPが買いシグナルを発していると言う。

呆れたウォール街

「金融安定化法案が、だれのために可決されたかが分かっていれば、このニュースに驚くことはなかった筈だ。」 Nulliusさん

「全く考えられない恥ずべき振る舞いだ。」 FosterJPannさん

米株は本当に割安?

ファイヤ・セール(fire sale)という言葉がある。「焼け残り商品の特売」、というのが元々の意味になり、現在は「格安」、「割安」などを表現する言葉として使われている。

バフェット氏のルール

私は株を買っている、という一般的な表現ではなく、大投資家ウォーレン・バフェット氏は、「私は私個人の口座で米株を買っている」、とまるで宣言するようなコラムを書いた。

ここまで言ってしまったら、もう風刺どころの騒ぎではない。しかし、これを読んだ米国消費者は、あんがい真面目な顔をして「その通りだ」、と叫んだかもしれない。
9月の米国小売売上は1.2%の減少となり、これで1991年以来、初めて3カ月連続のマイナスになった。RDQエコノミクスは、こう書いている。
「ベアマーケットを乗り切るための25のヒント」、というタイトルを見つけた。読んでみて気がついたことは、これはヒントというより、一投資家の反省、後悔、怒りなどを箇条書きにしたようなものだった。いくつか見てみよう。

3日間空売りはダメ??

市場の安定化を目的に実施された、金融銘柄空売り禁止が先週解除されたばかりだが、早速こんなことが提案されている。

破綻寸前の二社が合併??

波乱な一週間が終わり、「とにかく疲れた」、と言うマーケット関係者が多い。早速、週末発表された談話から、いくつか拾ってみよう。

持ち株を全て売れ、と月曜に弱気論を発表した人気株番組を担当するジム・クレーマー氏だが、今度は「バーナンキ連邦準備制度理事会議長を首にするべきだ」、と怒りの声を上げている。

マーケット、世界的な混乱

時事通信から

「市場崩壊」とあきらめの声も〔東京株式〕(10日前場、続き)

歴史的な高レベル

「58って冗談のような数字です」、とミミさんが書いておられたが、トレーダーの間では異常なレベルに達したボラティリティ指数が話題になっている。

インフレの心配は無用

修正された7000億ドルの金融安定化法案が金曜に可決されたが、とうぜん疑問になるのは、この法案で本当に米国経済は救われるのだろうか、というものだ。

月曜の取引終了まで約3時間、ダウは500ポイント(5%)を超える強烈な下げだ。あまり下落幅が大きくなると、取引は一時停止されるわけだが、先日発表された、第4四半期用のルールから見てみよう。

クイズ、クイズ、クイズ

週末はいかがでしたか?「金融危機」という言葉を聞かないで、一日を終えることがない今日この頃ですが、金融危機に関するクイズを7問出題しましょう。

金曜、米下院は修正された7000億ドルの金融安定化法案を263対171で可決した。

ウェルズ・ファーゴ銀行、ワコビアを買収、というヘッドラインに一番驚いたのはシティグループだろう。

オバマ氏優勢、しかし

いよいよ来月に大統領選挙が迫った。10月2日(木)現在、intrade.comによれば、67.1対33.2でオバマ氏の当選を予想する人が圧倒的に多い。下がチャートだ。

水曜の寄付き前、メッセンジャーを使って、馬渕氏(デイトレードネットCEO)から、こういう質問が来た。「GOOGに関してニュースが何かありますか?もの凄いギャップアップの数字が出ていますが。」 

米下院の金融安定化法案の否決を受けて、LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)が、史上最高の6.875%に跳ね上がった。それも、一晩で3.388%から6.875%への上昇だから尋常な上げ方ではない。

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