アンドリュー・ミッキー氏(Q1 Publishing)によると、マーケットが完全に底打ちとなるには、五つの条件が揃う必要がある。興味深いのは、既に四つの条件が出揃った、と氏は言う。
October 2008 のトップ・ストーリー一覧
予想されたとおり、0.5ポイントの金利引き下げが実施され、FF金利は1%、そして公定歩合は1.25%に設定された。
先ず、オンライン調査の結果から見てみよう。
週末のブログで、バリー・リットホルツ氏が、こんなことを指摘している。下は、S&P500指数に連動するSSOの日足チャートだ。(注:SSOは、S&P500指数が1%上がると、2%上昇する仕組みになっている。)
こんなマーケットで投資などできない、と諦めてしまった人たちも多いが、先日ニューヨーク・タイムズに掲載されたウォーレン・バフェット氏のコラムで分かるように、ここで株を買い始めた投資家たちもいる。
バリー・リットホルツ氏、ダグ・カシュ氏、株に対して弱気な姿勢だった両者が強気になった。そして今日、マーク・ハルバート氏は、VLMAPが買いシグナルを発していると言う。
「金融安定化法案が、だれのために可決されたかが分かっていれば、このニュースに驚くことはなかった筈だ。」 Nulliusさん
「全く考えられない恥ずべき振る舞いだ。」 FosterJPannさん
ファイヤ・セール(fire sale)という言葉がある。「焼け残り商品の特売」、というのが元々の意味になり、現在は「格安」、「割安」などを表現する言葉として使われている。
私は株を買っている、という一般的な表現ではなく、大投資家ウォーレン・バフェット氏は、「私は私個人の口座で米株を買っている」、とまるで宣言するようなコラムを書いた。
市場の安定化を目的に実施された、金融銘柄空売り禁止が先週解除されたばかりだが、早速こんなことが提案されている。
持ち株を全て売れ、と月曜に弱気論を発表した人気株番組を担当するジム・クレーマー氏だが、今度は「バーナンキ連邦準備制度理事会議長を首にするべきだ」、と怒りの声を上げている。
時事通信から
「市場崩壊」とあきらめの声も〔東京株式〕(10日前場、続き)
修正された7000億ドルの金融安定化法案が金曜に可決されたが、とうぜん疑問になるのは、この法案で本当に米国経済は救われるのだろうか、というものだ。
週末はいかがでしたか?「金融危機」という言葉を聞かないで、一日を終えることがない今日この頃ですが、金融危機に関するクイズを7問出題しましょう。
金曜、米下院は修正された7000億ドルの金融安定化法案を263対171で可決した。
ウェルズ・ファーゴ銀行、ワコビアを買収、というヘッドラインに一番驚いたのはシティグループだろう。
水曜の寄付き前、メッセンジャーを使って、馬渕氏(デイトレードネットCEO)から、こういう質問が来た。「GOOGに関してニュースが何かありますか?もの凄いギャップアップの数字が出ていますが。」
米下院の金融安定化法案の否決を受けて、LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)が、史上最高の6.875%に跳ね上がった。それも、一晩で3.388%から6.875%への上昇だから尋常な上げ方ではない。