(ヤフー・ファイナンスから)
赤で囲った部分に注目してほしい。Day's Range 3.00 - 12.45と表示されているが、これは月曜の安値は3ドル、そして高値が12ドル45セントという意味だ。どう考えても上下幅がありすぎる。
念の為にMSNマネーも見てみた。
こちらも同じだ。高値は12ドル45セント、そして安値は3ドルと表示されている。繰り返すが、一日で、こんなに株価が変動することはありえない。大手証券会社が、間違ったコンピュータのボタンを押して、大失敗トレードをしてしまったのだろうか?
株価乱高下の原因は新聞記事だった。
2002年、ユナイテッド航空は、連邦破産法第11章に基いて破産申請をしたことがある。その古い記事が、どういうわけか、今日のニュースとしてSouth Florida Sun Sentinel紙のウェブサイトで報道された。
下は、UAL Corpの10分足チャートだ。
1、新聞記事: 高値 12ドル6セント、安値 3ドル71セント
2、出来高: 7396181株
3、反発: 高値 9ドル98セント、安値 3ドル
4、出来高: 16960483株 (これは、1日の平均出来高の8割に相当する。)
5、取引停止
6、取引再開
どちらにしても、これは裁判沙汰になることだろう。
(情報源: http://news.moneycentral.msn.com/ticker/article.aspx?Feed=AP&Date=20080908&ID=9112566&Symbol=UAUA)