驚いた! 共和党から大統領に立候補しているマケイン氏は、副大統領候補として、アラスカ州の州知事サラ・ペイリン氏(44才)を選んだ。言うまでもなく、女性票の獲得を狙ったものだが、ペイリン氏の知名度は低い。
(サラ・ペイリン氏、 写真:Getty Images)
報道によれば、ヒラリー・クリントン氏(民主党)を支持していた人たちは、本選挙でオバマ氏に投票するつもりはない、と回答する人が多い。こんな状況を、既に察知していたマケイン陣営は、クリントン支持者の獲得に本格的に乗り出したわけだ。(こんな声もよく聞く。オバマ氏は、バイデン氏ではなく、クリントン氏を副大統領候補に指名するべきだった。)
週末は、どのテレビもペイリン特集に忙しいが、ここで掲示板を見てみよう。
・「もしオバマ氏が、クリントン氏を指名していれば、ほとんどの女性はオバマ氏に投票することになったことだろう。しかし、ペイリン氏の指名で、間違いなく女性票は割れる。」 ronjsqさん
・「オバマ氏は、バイデン氏を指名したことを後悔していることだろう。」 mizzou-fanさん
・「ペイリン氏には新鮮なイメージがある。バイデン氏のような、典型的な政治家という嫌なイメージが無い。」 AmericanPhilさん
・「私はオバマ氏を支持している。マケイン氏のペイリン氏指名は、たしかに賢明だと思うが、明らかに切羽詰った行動だ。」 jeff777さん
・「マケイン氏のペイリン氏指名はホームランだ。」 gulfcoasttraderさん
・「ペイリン氏の指名は勇気のある行動だ。マケイン陣営の作戦は正しいと思う。」 BryManさん
下は、ペイリン氏の簡単な履歴だ。
・1964年 2月11日、アイダホ州で生まれる。
・1987年 アイダホ州立大学卒業。
・1992年ー1996年 アラスカ州ワシラ市 市議会議員
・1996年ー2002年 ワシラ市 市長
・2006年ー現在 アラスカ州 州知事
(情報源: http://www.cnn.com/2008/POLITICS/08/29/palin.republican.vp.candidate/index.html