トレンドを判断するのに役立つのは、パラメーターを12にセットした、平滑移動平均線(エクポネンシャル・ムービング・アベレージ、EMA)だ。見てのとおり、右下がりが顕著な今日、マーケットはダウントレンドと言ってさしつかえない。更に、12/26/9に設定したMACDのヒストグラムを入れることで、底や天井の警報シグナルを得ることができる。
さて、マーケットに上げ下げの周期があるように、投資心理にも周期がある。investmentpostcards.comに、投資心理のサイクルが説明されているので、さっそく見てみよう。
Contempt(軽視): 下げ相場の痛手が原因となって、大衆は、株に全く興味を示さない。
Doubt and suspicion(疑い): この段階では、まだ株が選ばれず、マネーマケット・ファンドのような安全なものに資金は動く。
Caution(警戒): マーケットの上昇が始まるが、この時点で買うのは賢明な投資家だけ。
Confidence(自信): マーケットに対する疑いが消え、大衆が株を買い始める。
Enthusiasm(熱狂): 賢明な投資家が利食い始める。
Greed and conviction(強欲と確信): 天井。頻繁な新規公開株(IPO)がある。
Indifference(無関心): 超割高な株価を何とも思わない。
Dismissal(見過ごし): この程度の下げなら直ぐ戻る。
Denial(拒否): もうこれ以上マーケットは下げる筈がない。
Fear, panic and contempt(恐怖、パニック、軽視): 拒否の態度を継続できなくなりパニック売り。そして、軽視段階へと進んで行く。
(情報源: http://www.investmentpostcards.com/2008/08/29/investor-psychology-cycle-%E2%80%93-are-we-there-yet/)