・デニス・ガートマン氏: どんなことがあっても、損が出ている株を、平均値を下げようなどという理由で買い足してはいけない。
・マーク・フィン氏: 過去の素晴らしい成績に惑わされてはいけない。ずば抜けた成績の後には、冴えない結果が待っているものだ。(注:これは、ミューチュアルファンドの選び方について語ったもの。)
・ジェームズ・モンティアー氏: 投資家は常に偏見を持った目で株式市場を観察している。冷静に、そして論理的に株を分析した、などと言う人でも、既に偏見を持って株を分析している。私たちは、自分が、どんな偏見を持っているかに気付くことが肝心だ。
ここまで読んだら嫌になった。そして、次の一言で、これ以上読むのをやめにした。
・リチャード・ラッセル氏: 金持ちは、株式市場など要らない。もし、あなたが、株で大きな財産を築こうと思っているなら、おそらく失敗することだろう。
それでは口直し。
トレード心理の研究で有名な、ブレット・スティンバーガー氏が、最近見つけた役に立つブログとしてhttp://blog.tradingrm.com/を挙げている。
このブログは、ラリー・フィッシャー氏とリード・バルファー氏、二人のトレーダーによって書かれ、記されているのはトレーニング中のトレーダーに実際に語られたアドバイスだ。
大きな上昇ラリーを展開した、金曜日の書き込みを見てみよう。
「今日のマーケットは空売り出来ないことを、いくつかの銘柄が、はっきりと示していた。例えばGEだ。ダウンティック無しで3%も上げている。それに、マクドナルドはプルバック無しで、約5%も上昇している。こんな事は滅多に起きるものではない。これは本物の買いだ。これが、マーケットに耳を傾けるという意味だ。マーケットからのメッセージをよく聞いていれば、今日のマーケットで空売ることはなく、何を買うべきかも教えてくれた。」 (ラリー・フィッシャー 8月8日 午前11時26分)
正に、相場のことは相場に聞け、ということになり、これが最も重要なルールだろう。
(情報源: http://seekingalpha.com/article/89722-12-great-investment-strategies
http://traderfeed.blogspot.com/
http://blog.tradingrm.com/2008/08/08/clues-that-todays-first-move-up-was-different.aspx)