経済が低迷する今日、ソリン氏はこんなアドバイスをしている。
・近くて便利、長いつきあいになる、といった理由だけで、一つの銀行に全財産を預けないこと。これは、ソリン氏の説明を聞かなくても理由は分かる。ここ数週間で、アメリカでは、3つの銀行が倒産している。
・持ち株を全て売って、マーケットが底を打つのを確認する!?言い換えれば、感情的な投資をするのではなく、状況に合わせて、ポートフォリオを調整することが大切だ。
・徹底的に叩かれた株を買う。日本流に言えば、「人の行く裏に道あり、花の山」、ということになる。最近の例で言えば、金融不安で大きく銀行株が下げた後、アナリストたちは口を揃えたように銀行株の売りを推奨した。もちろん、逆に言えば、アナリストが買いを奨める株は割高だ。
8月7日、ソリン氏は、こう書いている。
「原油が急騰すると、アナリストたちは、一斉にエネルギー株の買いを推薦する。そして、最近の原油価格下落で、エネルギー株は終わった、と態度を一変させる。こんな人たちの言うことを聞く必要はない。彼らは、何も分かっていないのだ。」
・ガソリンを節約する、という理由だけで、わざわざ高いハイブリッド車を購入する必要はない。普通の燃費の良い小型車で、十分ガソリンは節約できる。
・損を一回の投資で挽回しようとしないこと。そんな一か八かのやり方では、必要以上に大きなリスクを背負い込むことになり、先ず成功することはありえない。
・401K(企業年金制度)だからといって、安全なものばかりに投資しないこと。老後の生活を考えれば、適切な資金を株に割り当てることが重要だ。
ソリン氏\n
(情報源: http://www.walletpop.com/recession/12-things-not-to-do-now
http://www.bloggingstocks.com/2008/08/07/dumb-money-move-5-buy-some-stocks-that-have-fallen-dramaticall/)