Tuesday August 5, 2008

US Market Recap

アメリカは第3世界に仲間入り?

ジェット燃料価格が、ここ1年間で約2倍になってしまったのだから、航空券が値上がっても仕方ない。しかし、実際に数値を比較してみると、今年の夏休み家族旅行は一般家庭にとって大きな出費だ。

路線 航空会社 2007年7月 2008年7月 上昇率
ダラス/マイアミ ユナイテッド航空 128ドル 413ドル 223%
ラスベガス/ロサンゼルス アラスカ航空 118ドル 308ドル 161%
シカゴ/ラスベガス コンチネンタル航空 164ドル 424ドル 159%
ホノルル/ロサンゼルス コンチネンタル航空 370ドル 897ドル 142%
デトロイト/ニューヨーク ユナイテッド航空 176ドル 418ドル 138%
シカゴ/デンバー コンチネンタル航空 152ドル 348ドル 129%
ロサンゼルス/ワシントン コンチネンタル航空 272ドル 578ドル 113%

(2007年7月と、2008年7月の割安往復航空券の比較、データはFareCompare.comから)

こんな状況だから、消費者たちは、旅行計画の変更を余儀なくされている。

・ティファニー・ウエストさん(ワシントン州在住): 5月、夫といっしょにハワイへ行く予定だったが中止した。いつも500ドルから700ドルで往復航空券を買うことができたが、今年は1000ドルだ。

・Travelocityによれば、今年の夏は、航空料金の高いロンドン、パリ、ローマへの旅行客が減り、ブエノス・アイレスのような中央アメリカへの旅行に変更する人が増えている。

掲示板は、悲観的、そして冷笑的な書き込みが目立つ。

・「飛行機での旅行は、金持ちだけの特権になってしまうかもしれない。」 BishopKingPawnさん

・「アメリカは第3世界の一員になってしまった。第3世界の国家で、自由に好きなことをできるのは金持ちだけだ。」 Fockomunchさん

・「こんなことになってしまったのは、新油田の開発を許さなかった、米国政府の責任だ。」 nateusaさん

・「家族に不幸があったため、ニューヨークからカリフォルニアに行かなければならなかったのだが、あまりにも高い航空券に驚いた。それに、機内でのサービスも悪い。今回は、こういう事情だったから仕方ないが、次からはよく調べてから航空券を買いたいと思う。」 Vetnam66さん

・「空の旅が金持ちの特権になることは良いことだ。そうなれば、庶民が飛行機に乗らなくなるのだから、空の旅がまた魅力的になる。」 First Classさん

・「これで、良き昔の時代が訪れる。機内は混雑しなくなり、うるさい子どもたちがいなくなる。」 Supreme Judgeさん

・「過去10年間を振り返ってみると、飛行機の旅は、バスと全く変わりが無い。下層階級の人が飛行機を利用できなくなるのだから、私は、この高い航空料金が継続することを願う。」 Patriot Jeffさん

・「本当の金持ちは、大衆といっしょに飛行機など乗らない。彼らは私用のジェット機を所有している。」 The Melting Way さん


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混雑する空港

(情報源: http://www.usatoday.com/money/industries/travel/2008-08-03-fares_N.htm

Stocks You Need To Know About

原油

日足

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120ドルのテスト中。

Current Topics

ニューヨークの街角から


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しかし、何と表現するべきか。。。。。

http://www.nytimes.com/2008/07/31/fashion/31shorts.html?no_interstitial=&pagewanted=all

こうめいさんから、こんなコメントをいただいた。

「左側は、私立小学校の制服みたいですよね(笑)。 」

Wall Street English

最悪な物価高

The government says consumer spending, after adjusting for inflation, fell in June as shoppers were hit with the biggest increase in prices in nearly three decades.(ロイターから)

約30年ぶりの大幅な物価高で、インフレ率を考慮すると、6月の個人消費は事実上マイナスになったことを伝える、ロイターからの報道だ。

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