日本の100円ストアのように、アメリカにも、1ドルストアというものがある。名前が示すように、全商品どれでも1ドルという店だが、マーリーン・アレクサンダーさんは、こんなことを指摘している。
「1ドルストアには、計算してみると割高な商品も売られていますから、1ドルという値段に誤魔化されてはいけません。」
それでは、さっそく割高商品を見てみよう。
1、練り歯磨き: 有名ブランドの「クレスト」、それに「コルゲート」の練り歯磨きは、ウォルマート(大型ディスカウント店)で同じサイズのものが37%安い63セントで売られている。
2、ボトル入りの水: 4本1ドルは割高だ。ウォルマートでは、1ケース(24本入り)2ドル65セントだから、1本あたりの値段は11セントになる。
3、サンドイッチ用のビニール袋: 1箱13入って1ドルだから、一袋あたりの値段は約8セントになる。しかし、コストコでは同じ物が1箱(150袋入り)12ドル58セントで販売され、一袋あたりの値段は2セントだ。
4、食器用洗剤: 1ドルストアで売られている洗剤は、大型ディスカウント店で売られているものよりサイズが小さい。
5、袋入りキャンディー: ウォルマートで、一袋(約900グラム入り)2ドル94セントで売られてキャンディーを1ドルストアで買うと4ドル必要になる。
6、乾電池: 1ドルストアでは、AAまたはAAAサイズの電池が4本1ドルで販売されている。しかし、ウォルマートでは、48本9ドル88セントだから、1本あたり21セントとなり1ドルストアは割高だ。
7、ナプキン: 1ドルストアで売られているナプキンは、1袋に100枚入っているから1枚あたりの値段は1セントになる。しかし、ウォルマートに行けば、1袋(350枚入り)2ドル94セントだから、1枚あたりの値段は0.84セントだ。
8、発泡スチロールの皿: 1ドルストアで販売されている発泡スチロールの皿は、1枚あたり5セントになる。同じサイズの物が、ウォルマートでは1枚4セント未満で売られている。
(サンドイッチ用のビニール袋)
(情報源: http://www.walletpop.com/specials/worst-dollar-store-deals)