「ダウは10000、S&P500は1175、ナスダックは2000。」
(金曜の終値: ダウ 11346.51、 S&P500 1278.38 ナスダック 2315.63)
予想したのは、ルイーズ・ヤマダ氏(ルイーズ・ヤマダ・テクニカル・リサーチ・アドバイザーズ)だ。
先ず質問しよう。ルイーズ・ヤマダ氏はどちらでしょうか?
正解は右側。左の東洋系の顔をした女性は、CNBCテレビの人。
ヤマダ氏は、テクニカル・アナリストだから、チャートや指標を使ってマーケットを分析し、一株利益、売上などといったことは気にしない。
S&P500が、1175に行くというのは、既に多くのトレーダーに受け入れられている。理由は、下の月足チャートを見てほしい。
入れてあるのは、2002年の安値と2007年の高値を結んで引いた、フィボナッチの値戻しレベル(リトレースメント)だ。A、B、Cは最も頻繁に利用されているレベルになり、上から38.2%、50%(半値戻し)、そして61.8%の順番になる。現在、S&P500がテストしているのは38.2%のリトレースメント・レベルであり、ヤマダ氏が言っている1175は、Bの半値戻しレベルと一致する。
ナスダック (月足)
予想されている2000は50%の値戻しレベルだ。
ヤマダ氏のインタビューは下記で見ることができる。 (英語のヒアリングに挑戦してください。)