Wednesday June 25, 2008

US Market Recap

テクニカル分析対ファンダメンタル分析

古い論争が、フィリックス・サーモン氏のコラムで、にわかに活気を取り戻した。どちら側にも、熱狂的な支持者がいるから、冷静さを失って感情的になってしまう人たちも多い。先ず、問題になったコラムを引用してみよう。


「買われ過ぎ、売られ過ぎ、モメンタム、支持線、抵抗線、といった言葉を聞くことがあるが、それらはゴミ屑のようなものだ。そもそも、そういうことを言う人自身、何も分かっていない。そんな話は完全に無視だ。」

とまあこういう書き方だから、本音というより、論議を引き起こすことを目的に執筆された可能性がある。インターネットが便利なのは、コラムの直ぐ下に、読者からの感想が読めることだ。いくつかの書き込みを見てみよう。

・テクニカル分析を、完全に無視するのは間違いだと思う。過去、投資家たちはどこで買い、どこで売ったのか、そしていくつかのパターンを習得することは、値動きの予測にある程度役立つ。 Davidさん

・支持線、抵抗線という現象は、こんなところにも見ることができる。

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このチャートは、カリフォルニア州オレンジ郡の、レギュラー・ガソリンの平均価格を表している。見てのとおり、4ドル60セントがレジスタンスだ。もちろん、数カ月前には、チャートを見ただけでは4ドル60セントがレジスタンスになることは、予測できなかったことだろう。  odographさん

・ほとんどの人たちは、時間をかけて、マーケットを分析することを怠っている。個人投資家として大切なことは、必要な知識を身に付けて、何が本当に役立つかを見極めることのできる眼を持つことだ。 gmlernerさん

・テクニカル分析は単なる道具にすぎない。良い結果を得たいなら、先ず、道具の使い方を学ぶべきだ。 Jacksonさん

テクニカル分析の利点として、バリー・リットホルツ氏(リットホルツ・リサーチ)は、次の6点を挙げている。

1、統計に基いた投資を可能にする。

2、ブルマーケット、ベアマーケットの判別が簡単にできる。

3、トレンド分析をすることで、間違ったセクターに投資することを防ぐことができる。

4、リスク/リワード比を簡単に計算できる。

5、機関投資家の動きを追うことができる。

6、比較的短時間で、投資に適した銘柄を選ぶことができる。

テクニカル分析というと、チャート分析のことだ、と思っている人もいるが、テクニカル分析には少なくとも4つの分野がある。これについては、後ほど書きたいと思う。

(情報源:http://www.portfolio.com/views/blogs/market-movers/2008/06/23/adventures-in-technical-analysis-jim-cramer-edition

http://bigpicture.typepad.com/comments/2008/06/lets-get-techni.html

 

株の話、経済の話、何の話だろう?

Stocks You Need To Know About

ユーロ/ドル

10分足

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予想を大きく下回った消費者信頼感指数の発表で、見てのとおり、ユーロはレンジからブレイクアウトした。しかし、買いは長続きせず、ユーロは簡単に売られてしまった。

 

 

 

 

Wall Street English

消費者信頼感指数

Consumer confidence tumbles in June

6月の消費者信頼感指数が、大幅に下落したことを伝えるロイターの見出しだ。

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発行:株式会社ブレイクスキャン 監修:株式会社デイトレードネット