先月の好調な売上について、ほとんどのアナリストは、こう語っている。
「低迷する金融市場、それにスランプが続く住宅市場に加えて、ガソリンや食品の値段が上がり、消費者に大きな重荷となっている。こんな状況で、『お金を節約して、快適な生活をしよう!』、というウォルマートのスローガンが当たり、消費者は衣類や家庭製品だけでなく、食品などの日常必需品もウォルマートで購入する結果となった。」
経済の悪材料が、ウォルマートには好影響になったわけだが、この記事に対する米国読者たちの書き込みを見てみよう。
・「高級レストラン、高級品を売る店、とにかく高級という名が付く店は苦しい状態だ。私たちの、生活水準低下を見るのは、全く面白いことではない。」 Mecheさん
・「ウォルマートが強い理由は、そこへ行くだけで、必要な物がほぼ全て安い値段で手に入るためだ。ガソリンが高い今日、消費者は、あちこちの店に足を運ぶことを好まない。」 Carloさん
・「インフレ、それに不景気が顕著になった今日、ウォルマートが好調なのは当然の結果だと思う。現に、ウォルマートで買い物をすることで、私たちはかなり節約することができる。」 Goldbrainさん
・「私もウォルマートで買い物をしている。もちろん、失業保険の世話になっている身分だから、他の店には行けない。」 Silver-Bugさん
・「ウォルマートで買い物をするのは、パスポート無しで中国へ行って買い物をするようなものだ。」 izwideshutさん
・「買い物は全てウォルマートです。メーシーズのようなデパートには行きません。最終的には、どこで買っても品物は古くなって壊れるのです。」 bello505さん
・「運動用として、妻が高いNu Balanceの靴を買ってくれたのですが、6カ月でダメになってしまいました。しかし、ウォルマートで買った20ドルの安い靴は、2年以上も持っています。ブランド商品を買うのは、本当に馬鹿げたことです。」 ASHKELONさん
(ウォルマートの店員。ユニフォームの背中には、How may I help you?、という文字が見える。)