一カ月前(4月17日)、たった4ドル56セントだった株価が、19ドル65セントにまで成長している。
さて、この株はまだ買えるだろうか?おそらく、多くの人たちは、「いくらなんでも行き過ぎ。勢いのあるのは分かるけど、短期間でこれだけ上げているのだから、そろそろ利食われるだろう」、と言うことだろう。
金曜の出来高は、かなり膨大に見えるが、こんな事実がある。
(ヤフー・ファイナンスから)
金曜の出来高は、たったの128,133株(A)だ。それに、3カ月平均の一日の出来高も14,830.2株(B)しかない。
(ヤフー・ファイナンスから)
注目してほしいのは、一番下の数字(Float)だ。これは、Mexco Energy Corp. (MXC)の浮動株数を表し、54万9850株という超品薄株だ。
結論を記す前に、もう一つ見てみよう。
(MSNマネーから)
上は、アナリストのMexco Energy Corp. (MXC)株の推奨状況だ。NAはゼロと同じだから、この株を追っているアナリストはいない。
それでは結論。
極端に少ない浮動株数、それに証券アナリストから無視されている事実を利用して、おそらくどこかのニュースレターと地方の小証券会社が組んで、仕手相場を作り上げているのだろう。ニュースを調べても、全く最近何も無いから、原油高に便乗して、品薄株のMexco Energy Corp. (MXC)が狙われたようだ。
(参考にしたサイト: http://tradinggoddess.blogspot.com/2008/05/momentum.html)