新高値!とマスコミが騒々しく報道しても、上がっているのがガソリンでは全く嬉しくない。電車が少ないアメリカでは、嫌でも通勤は車だから、とにかくガソリン高は頭が痛い。
少し前なら、高い高い、と不平をこぼすだけだったが、ここまでガソリンが高騰すると、さすがに生活スタイルを変える人たちが多くなった。そこで今日は、実際にどう変わったのかを見てみよう。
デービッド・アンダーソンさん(36才 ニューヨーク州在住)
「通勤は車をやめて自転車にしました。道は渋滞ですから、自転車の方が逆に早いくらいです。車を頻繁に使わなくなったわけですから、きっと車は長持ちすることでしょう。」
ジェシカ・ヘイバーマンさん(24才 コネチカット州在住)
「月々のガソリン代は250ドルでしたが、今月は310ドルに上がりました。自動車ローンの支払いは月293ドルですから、ガソリン代の方が、ローンより高いわけです。週に1日の割合で、自宅勤務することを上司に相談しようと思っています。」
ウォーレン・ジャクソンさん(54才 カリフォルニア州在住)
「車の相乗り通勤を始めました。3人の人たちと、話をしながら通勤するのは楽しいだけでなく、ガソリン代も70%近く節約することができます。」
デイドラ・ホッジさん(22才 サウス・カロライナ州在住)
「給料の半分が、ガソリン代で無くなってしまいます。なるべくユックリ運転して、ガソリンを無駄に使わないようにしています。」
ウィル・ホロマンさん(39才 カリフォルニア州在住)
「私の住む南カリフォルニアは、アメリカで最もガソリンが高い地域の一つです。そんなわけで、私は車を売り払って、600CCのオートバイに乗り換えました。」
デニス・トマソンさん(50才 インディナ州在住)
「今年の夏は、妻といっしょにアメリカ中をドライブする予定でしたが、あまりのガソリン高なので計画は変更です。おそらく、どこかのキャンプ場に行くことになるでしょう。」
(参考にしたサイト: http://money.cnn.com/galleries/2008/news/0805/gallery.real_people_gas/index.html)