USA TODAYとGALLUPの調べによると、約80%の米国消費者は、今日のガソリン高は一時的なものではなく、これからも続くだろう、という見方をしている。グラフで見るとこうなる。
薄い青が一時的、そして青が永続的、という見方を表す。
2003年8月、ガソリン高は一時的と回答した人は65%。永続的と答えた人は33%。
そして今日(2008年5月2日から4日の調査)では、一時的が19%、そして永続的が78%。
こんな統計もある。
質問: 向こう5年間で、ガソリンは1ガロン(3.785リットル)6ドルに達すると思うか?(現在全米平均は1ガロン3ドル65セント)
回答:
・達すると思う 54%
・達するとは思わない 44%
・わからない 2%
掲示板には、1000を超える書き込みがある。いくつか見てみよう。
「高いと言うが、ヨーロッパの人たちは、1ガロン7ドル近いガソリン代を払っている。高い安いというのは、単なる相対的な見方にすぎない。」 The Middle Wayさん
「ガソリンは、いっそのこと10ドルになってしまえばいいのだ。そうなれば、嫌でも真剣に代替エネルギーの開発に取り組むことだろう。」 himom さん
「ここイギリスでは既に1ガロン10ドルだ。ガソリンをガブ飲みする大型車を乗り回すアメリカを見ていると、本当にイライラする。」 Mini Driverさん
「自転車を利用すればいいのだ。これで、アメリカの肥満問題が解決できる。」 McCainbackerさん
「ガソリン高は、明らかに経済に悪影響となっている。ショッピングセンター、レストラン、それに映画館、どこへ行っても空いている。」 alexandra_M さん
「こんな時こそハイブリッド車が必要だ。しかし、皆クレジットカードの借金に埋もれ、おそらく買うことはできないだろう。」 Ford Driverさん
「エタノールやバイオディーゼルは代替エネルギーにならないと思う。原料に穀物が利用されるわけだから、食品インフレを生むだけだ。」 Middle Americaさん
「アメリカは、もっと太陽エネルギーを利用するべきだと思う。私は、プールの水を温かくするために太陽エネルギーを使っているが、本当に便利だ。」 aracari1さん
(参考にしたサイト: http://www.usatoday.com/money/industries/energy/2008-05-08-gasprices_N.htm)