May 2008 のトップ・ストーリー一覧

やる銘柄を間違ってしまった、という言葉をよく聞く。ほとんど株の経験が無い人でも、注目銘柄を買ったお陰で儲かった、ということが起きることで分かるように、適切な銘柄を選ぶことは大切だ。

買収の話題

バドワイザーで有名なビール会社、アンハイザー・ブッシュ(BUD)が、ベルギーのInBev社に買収される可能性がある。このニュースで動揺しているのは、アンハイザー・ブッシュの本社がある、セントルイスの人たちだ。

北京オリンピックが迫っているが、こんなページを見つけた。http://www.bjepb.gov.cn/air2008/Air.aspx?time=2008-5-27 やたらと漢字だらけだが、「空気汚染指数」、「主要汚染物」、それに「重度」などといった言葉があるから、何となく分かったような気分になれる。

17年ぶりの大スランプ

米国経済は、そろそろ上向きになるだろうか、それとも、これから本格的な不景気に陥るのだろうか?CNNに寄せられた、米国消費者たちの、率直な意見をいくつか紹介しよう。

原油バブル

連休も今日で終わり。と言っても、来月から本格的な夏休みシーズンだから、株式市場もやや出来高が減る。さて、週末の話題をいくつか拾ってみよう。
向こう10年間、株投資で成功したければ、中国人が買っているものを買え、と言うのはアジア・ストック・アラートのトニー・サガミ氏だ。チベット問題だけでなく、餃子事件、危険な医薬品、鉛入りオモチャ、汚染された魚介類、毒入りペットフード、と中国製品の評判が落ちている今日だが、一先ずサガミ氏の話を聞いてみることにした。
私たちには当たり前のことでも、日本を訪れたアメリカ人には奇異に映るものがある。そんな物のいくつかを、アロン・シフ氏(26econ.com)が挙げているので、さっそく見てみよう。

この質問に、皆さんはどう答えるだろうか。「原油高になったのは、誰の責任だと思いますか?」これは、CNNが実際にオンラインで行っている意見調査なのだが、回答は次の4つから選ぶ形になっている。

クレーマー氏の5銘柄

人気番組「マッド・マネー」で、ジム・クレーマー氏は、打たれ強い銘柄リストを再発表した。3月に比べれば、最近のマーケットは確かに明るくなっているが、経済不安が消えたわけではない。早速、クレーマー氏のリストを見てみよう。

懐疑的な米国のX世代

タミー・エリックソン氏のコラム(ハーバード・ビジネス・オンライン)によると、今日のアメリカで、職場に対して最も不満を持っているのは、30代と40代の人たちだという。何故だろうか?エリックソン氏は、この世代をX世代と呼んで、こう説明している。

仕手株

Trading Goddessさんが、週末のブログで、モメンタム株(勢いのある株)の一つとしてMexco Energy Corp. (MXC)を紹介していた。Mexcoは、Mexicoの間違いでは、と思って調べてみたら、スペルは確かにMexcoだった。先ず、日足チャートから見てみよう。

新高値!とマスコミが騒々しく報道しても、上がっているのがガソリンでは全く嬉しくない。電車が少ないアメリカでは、嫌でも通勤は車だから、とにかくガソリン高は頭が痛い。

モメンタム株の条件

木曜の話題銘柄は、好決算を発表したSina Corp. (SINA)だ。早速、シティ・インベストメント・リサーチのアナリストは、SINAをホールドから買いに格上げし、更に目標株価を42ドルから65ドルに引き上げている。下がSINAの日足チャートだ。

先日、ゴールドマン・サックスのアナリストが、1バレル200ドルという原油の目標価格を発表した。そこまで高くなるの!?、と皆を驚かせるのに十分な数字だったから、あの日はどのチャンネルもこの話題で一日が終わった。

陰気な科学

同じ銘柄を見ていても、これは買いだ、売りだ、と意見が分かれてしまうように、経済学者たちも正反対の結論を発表する傾向がある。具体的に言えば、今日の米国経済状態だ。アメリカは不景気だろうか、それとも成長のスピードが、単に遅くなっただけだろうか?

重要な一つの質問

BLUNT MONEYというブログを見つけた。先ず、書いている人の自己紹介が面白い。「私は、アメリカ南西部に住む再婚した母親です。クレジットカードの借金が1万5000ドル以上(約154万円)あったこともあります。離婚、失業、起業、それに不満足な仕事をしていた経験もあります。

注目の輸送セクター

金曜、原油は1バレル125ドル96セントの新高値で終了し、早速こんな報道があった。「国際宅配業者フェデラル・エクスプレス(FDX)は、高騰する燃料費を主な理由にして、1ドル60セントから1ドル80セントが見込まれていた第4四半期の一株利益を、1ドル45セントから1ドル50セントに下方修正した。」

USA TODAYとGALLUPの調べによると、約80%の米国消費者は、今日のガソリン高は一時的なものではなく、これからも続くだろう、という見方をしている。グラフで見るとこうなる。

ヤフーはまだ買える?

マイクロソフト(MSFT)に買収される可能性が無くなった今日、アナリストたちは、ヤフー(YHOO)の再分析をしている。マイクロソフトは、1株33ドルを買収価格として提示していたが、はたして現在のヤフーにそれだけの価値があるだろうか?

ブレット・スティンバーガー氏(「精神科医が見た投資心理学」の著者)が、水曜のコラムで、トレード心理の中核になる10項目を簡単に説明している。さっそく見てみよう。
原油が1バレル122ドルを突破し、またまた高値の更新だ。おまけに、ゴールドマン・サックスからは、1バレル150ドルから200ドルの新予想も発表され、なかなか原油のブルマーケットは終わりそうにない。

週末に報道されたように、マイクロソフト(MSFT)は、ヤフー(YHOO)の買収を取り止めた。最終的に提示された買収価格は1株33ドル。しかし、ヤフー側は37ドル以下での条件を呑むことを拒み、結局交渉は物別れになったようだ。

スタンダード・アンド・プアーズ社(S&P)は、星の数で株の格付けを表示することで有名だ。たとえば、星が1000個なら強い買い推奨(冗談)。真面目に書こう。強い買いは星が5個、買い推奨は星が4つ。だから当然の結果として、多くの投資家は星が4つ以上の銘柄に注目する。

おかしな統計

金曜の雇用統計(4月分)によると、米国の失業率は、5.1%から5.0%に下がった。更に、非農業部門の雇用者数は、アナリストが予想していた7万5000人減を下回る2万人減だった。これは、米国経済が上向き始めた証拠だろうか?

パン、牛乳、バター、アイスクリーム、どれもこれも高くなった。専門家の話によれば、食品価格に見られる5年周期を考慮すると、あともう2年ほど値上がりが続く可能性があるという。しかし、なぜこんなに食べ物が高くなったのだろうか?
予想されたとおり、連銀は0.25ポイントの利下げを実施し、これでFF金利は2%ちょうどになった。FOMC終了直後の声明には、これが最後の金利引き下げになる可能性を示す一文があり、少なくともしばらくこの金利が据え置かれることになりそうだ。

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