Saturday April 19, 2008

US Market Recap

ドルは買いだ!?

久しぶりにinvestmentu.comにアクセスしてみた。目についたのは、「ドル安は終わった」、という3月28日付けのコラムだ。10の理由が挙げられているが、先ず、ドル/円の週足チャートを見てみよう。

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(チャートはac-markets.comより)

レジスタンスになっている、下降する20週平滑移動平均線に迫っている。1はパラメーターを12/26/9に設定したMACDだ。このまま、青のラインが赤のラインをクロスすると、買いシグナルということになる。

10の理由から、いくつか見てみよう。

・現在、米連銀が最優先しているのは、下向きになった経済の建て直しだ。言い換えれば、金融市場に安定が戻り、経済に上向きの兆しが見え始めれば、連銀はさっそく金利を引き上げることだろう。とうぜん、金利引き上げはドル買い材料になる。 

・世界にはアメリカを嫌う人たちが多数いる。しかし、それ以上に彼らが嫌うのはドル安だ。ドル安のお陰で、米国からの輸入品が安くなったが、逆に米国への輸出品が高くなり、売上に悪影響となっている。そんな彼らだから、ドルの上昇は歓迎すべき出来事だ。

・海外の経済は、米国経済の低迷に、さほど影響されることがなくなった、と言われている。しかし、今回の米国経済減速は、明らかに海外の経済にダメージを与えている。米国が数カ月先立って回復する傾向があるから、これはドル高に結びつく。

・ラップ・ミュージシャンJay-Z、スーパーモデルのジゼル・ブンチェン、両者とも報酬の受け取りはドルではなくユーロに切り替えたことは有名だ。しかし、これは典型的な逆指標、と言うしかない。大衆が、一方的なドル安論に傾いているわけだから、そろそろドルは底打ちだ。

もう一つ、investmentu.comは、こんなことを指摘している。

「ビル・グロース、ジム・ロジャーズ、ウォーレン・バフェットの著名人は、皆揃ってドルに対して弱気な見方を発表している。だからといって、必要以上に、彼らの意見を重要視することはない。彼らだって間違うことはあり、私たちには、いつ彼らが意見を変えるかは分からない。」

追伸: ドルの先行きについて、「今後の方針」と題してEURO SELLERさんが書かれている。

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ジゼル・ブンチェン

(参考にしたサイト: http://www.investmentu.com/IUEL/2008/March/the-end-of-the-weak-dollar.html

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 NEW YORK (CNNMoney.com) -- Stocks rallied Friday, with the Dow jumping 250 points, as investors welcomed Google's strong earnings and bet that Citigroup's results provided further signs that the worst for the financial sector has passed.

グーグルの好決算、金融市場の底打ちを示すシティグループの決算で、金曜、ダウ指数は250ポイントの大幅上昇となった。

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