Friday April 4, 2008

US Market Recap

増えるパートタイマー

米国の失業率をご存知だろうか?金曜のマーケット開始前に、雇用統計(3月分)が発表されるが、失業率は2月の4.8%から5%に増えることが予想されている。下は、ブリーフィング・ドット・コムからのグラフだ。

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青は無視していただいて、失業率を示した、赤の数字(左側)とグラフに注目してほしい。1992年頃は、7.5%を超えていたから、たとえ金曜の結果が5%に増えたとしても、別に悪い数字ではない。現に、5%の低失業率では、不景気だと騒ぐ方がおかしい、という声も聞こえてくる。

こんな報道(CNN)があった。

フルタイムで働きたいのだが、パートタイムの仕事しか見つからない、という人たちが増えている。そして、思うような仕事がなかなか見つからず、職探しを諦めてしまった人たちの数も上昇している。更に、契約社員を採用する会社の数も減っている。

実際に、2月の雇用統計を見てみると、フルタイムの仕事を得ることができず、パートで働いている人たちの数は56万5000人に及び、去年の同時期を21.1%も上回っている。言い換えれば、不完全雇用が大きく上昇したわけだ。

言うまでもなく、たとえパートタイムでも、働いているのだから失業者の一人に数えられることはない。しかし、パートの仕事ではフルタイムと同等の収入を得るのは無理だ。スタンダード・アンド・プアーズ社のデービッド・ワイス氏は、こう語っている。

アメリカは既に不景気です。パートタイマーが増えているだけでなく、企業は派遣社員の数を、ここ12カ月間で10万人以上減らしています。派遣社員の数には、景気の先行指数的な要素があります。景気が落ち込み、企業が人員削減を本格的にする前に、先ず削減されるのが派遣社員や臨時社員です。

今朝の報道によると、先週の失業保険申請者数は3万8000人増えて、総数は40万7000人に達した。こんな高レベルを記録するのは、2005年9月以来初めてになる。

(参考にしたサイト:http://www.marketwatch.com/news/story/weekly-us-jobless-claims-highest/story.aspx?guid=%7BDEE66DAB%2D14E7%2D4462%2D95A9%2D26094F1092A3%7D

http://money.cnn.com/2008/04/02/news/economy/jobs_outlook/index.htm?postversion=2008040208

Stocks You Need To Know About

ダウ指数

日足

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水曜、木曜と二日連続の足踏み。明日の雇用統計が気になるようだ。

Wall Street English

話題になった株

ヤフー・ファイナンスから

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ヤフーの掲示板で、強気な書き込み(BULLISH)と、弱気な書き込み(BEARISH)が大きく増えた銘柄だ。

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