ゴールドマン・サックス
リーマン・ブラザーズ
両銘柄とも、3月17日に大きく一転反発し、現在ゴールドマン・サックスは下降する50日移動平均線、リーマン・ブラザーズは50ドルに挑戦中だ。言うまでもなく、証券セクター底打ちと読んで、これら二銘柄を買った人は多数いることだろう。
両銘柄が注目される理由に移ろう。株式市場が休みだった金曜(21日)、247wallst.comのダグラス・マッキンタイア氏は、こんなことを書いている。
S&P(格付け会社)、ゴールドマン・サックスとリーマン・ブラザーズ(LEH)を格下げ。
金融セクターは最悪の事態を乗り越えた、という兆しが見え始めていたが、S&Pは、わざわざ休日の金曜を選んで、ゴールドマン・サックスとリーマン・ブラザーズを格下げした。このニュースに反応したくても、休日だから、ニューヨーク証券取引所には誰もいない。もしこの格下げが、先を見越したものであるなら、金融業界の悪材料は、まだ完全に出尽くしていないということになる。
長期的に見た、週足チャートも載せておこう。
ゴールドマン・サックス
レジスタンスになる可能性がある、38.2%の値戻しレベル、それに下降するトレンドライン(赤)が近い。
リーマン・ブラザーズ
既に38.2%レベルは突破したが、レジスタンスになりそうなレンジの下辺(赤)、そして50%の値戻しレベルが直ぐ上だ。
追伸: 週末のミミさんのブログに、こんなコメントがあった。「SPよ、そんな材料マーケットが休みの時に出さんといて?な。」
(参考にしたサイト: http://www.247wallst.com/2008/03/sign-of-more-ma.html
http://www.thestreet.com/story/10408862/1/sp-lowers-outlook-on-lehman-goldman.html)