2月の米国新規雇用者数は、アナリストが予想していた2万人増とはほど遠い、マイナス6万3000人という結果だった。IDEAグローバルのジョセフ・ブルスエラス氏は、早速こう書いている。「パーティーは終わった。アメリカは不景気だ。」
内容を見てみよう。
・製造業: マイナス5万2000人
・小売業: マイナス3万4100人
・建築業: マイナス3万9000人
・不動産を含む金融業:マイナス1万2000人
・ヘルスケア・セクター: プラス3万6000人
・レジャー産業: プラス2万1000人
(注:あとは連邦/州政府での雇用があった。)
さすがに惨めな雇用統計だっただけに、掲示板の書き込みも荒れている。いくつか見てみよう。
・「何でもかんでも中国から買うから、こんなことになったのだ。」 Hopped Up Harryさん
・「雇用状況が悪化した?なるほど、また海外へ職が逃げたわけだ。」 AveragePersonさん
・「海外へのアウトソーシングで、政府は大切な税収を失う一方だ。」 teckさん
・「雇用状況は悪くなり、相変わらず、役に立たない不法滞在者は増え続けている。」 yaderhey さん
・「アメリカで確実に成長しているのは財政赤字だけだ。」 klynch67さん
・「心配することは無い。政府は、更に積極的に紙幣を刷ってくれることだろう。」 Nonconforminatorさん
・「これで、次の会議を待たずに、連銀は緊急金利引下げをすることだろう。」 Mikealaさん
・「Mikealaさん、これ以上の金利引下げは、更にドル安になるわけだけら経済に悪い影響を与えてしまう。それよりも、ヨーロッパのように、アメリカは無駄な金を戦争に使わないことが大切だと思う。」 worldtravelerさん
・「『米国の経済は巨大だ。現在アメリカが直面しているのは、単なる成長速度の減速だ。』 ブッシュ大統領、あなたは嘘つきだ!」 Barbonさん
(参考にしたサイト:http://www.marketwatch.com/news/story/payrolls-fall-63000-february-suggesting/story.aspx?guid=%7BCFA890F9%2D76C2%2D4E4A%2D860D%2D9BFD57C3E1F0%7D
http://www.usatoday.com/money/economy/2008-03-07-jobs_N.htm)