下記は、消費者物価指数以上に、値上がりが顕著な物だ。(数値は、物価指数と同様に、2004年12月から2007年12月までの年平均上昇率。)
1、玉子: +15%
2002年から新しい規制が適用され、極端に窮屈なかごの使用が禁じられた。そのため、養鶏所で飼える鶏の数が減り、とうぜん玉子の供給量も減少し、玉子の値段が上がる結果となった。更に、エタノールも玉子高の原因になった。代替エネルギーとして注目されるエタノールは、トウモロコシが原料になり、先物市場でトウモロコシの値段が大きく上がった。トウモロコシは鶏のエサだけに、養鶏所の経営者は頭が痛い。
2、コーヒー: +6%
ブラジルがコーヒー豆の産地だが、最近なかなか豊作に恵まれない。
3、大学の授業料: +6%
4、ミルク: +6%
世界的な乳製品需要の増大。特に、中国とインドでの乳製品の消費が大幅に増えている。
5、パン: +6%
小麦の生産量が世界的に減少している。
6、野球やバスケットボールなどのスポーツ観戦チケット料金: +5%
7、たばこ: +5%
8、航空料金: +5%
原油の値上がりが大きな原因だ。
9、医療保険: +5%
医薬品の値上がりが影響している。
10、葬式代: +5%
高齢化社会、それにベビーブーマーの老齢化で、葬式に関連したビジネスの需要が大きく増えている。
11、映画代: +4%
12、砂糖: +4%
(参考にしたサイト: http://bigpicture.typepad.com/comments/2008/02/the-return-of-s.html