サイクス氏は、どうやって銘柄を探すのだろう?さっそく見てみよう。
「売買のタイミングも重要だが、それ以上に大切なのは適切な銘柄をトレードすることだ。銘柄を選ぶには、だれでも簡単にアクセスできる下記のサイトが役に立つ。」
・ヤフー・ファイナンス: 金融関連サイトでは、ここが老舗的存在だ。Price % Gainersに注目してほしい。NASDAQ(ナスダック)、AMEX(アメリカン証券取引所)、そしてNYSE(ニューヨーク証券取引所)のそれぞれをチェックして、勢いの継続しそうな銘柄と、失速しそうな銘柄に分けてみよう。
・stockcharts.com: 52-week highs, $ gainers, gap upsなどが載っているstock scans が参考になる。実際に、一つ一つのチャートを見ていただくと分かるが、出来高が少ないため、多くのチャートパターンがトレードに向いていない。きれいなチャートパターンだけを選んでほしい。
・Clearstation : Tag & Bagで、様々なカテゴリーを見ることができる。これも、出来高のシッカリした、きれいなチャートパターンだけを選ぶことが大切だ。
実例として、いくつかの銘柄をサイクス氏が2月6日のブログで紹介しているので、二つ見てみよう。(カッコ内は氏のコメント。)
「2007年の11月に発表された古い材料で、株価は大きく急騰した。更なる上げは、空売りのチャンスだ。」
「大企業との契約が噂され、株価は約2倍になった。問題は、上ヒゲで分かるように、高値を維持することが困難になっている。空売り候補だ。」
(注: サイクス氏は、2007年10月にCilantro Fund Management, LLCを閉鎖して、現在はTransparent Investment Managementのヘッジファンド・マネージャーを務める。)
参考にしたサイト: http://timothysykes.com/2007/11/11/where-i-find-what-stocks-i-will-trade/
http://timothysykes.com/2008/02/06/7-smallcaps-im-watching-right-now/