株式市場の統計、と言えばストック・トレーダーズ・アルマナックが有名だが、最近、cxoadvisory.comを利用する人たちが増えているような気がする。おそらく、前者は有料、後者は無料、ということが多分に影響していると思うが、内容の点でもcxoadvisory.comは中々しっかりしている。
実際に、どんな統計があるのか、いくつか見てみよう。
これは、S&P500指数が、年間を通してどう動くかを示したものだ。(赤い線は、1990年から2008年の1月31日まで、そして黒い線は1950年から2008年の1月31日までを表す。)
下の数字0は前年度の取引終了日、21は取引の21日目、147は取引の147日目、一番右が年最後の取引日になる。左に見える%の付いた数字は、0の日を100%として、S&P500指数が、どう伸びるかを表示している。
これを見て分かることは、マーケットの上昇が目立つのは、最初の三分の一と、終わりの三分の一だ。105日目を過ぎる頃から210日目頃まで、マーケットはパッとしない展開になる。
月別で見ると、株が最も好調なのは12月だ。
上は、1990年から2007年までの12月の様子だ。0は前月の最終日を表し、21は取引の21日目を示す。好調、と言っても、上昇の顕著なのは月末に限られ、正にクリスマス・ラリーだ。
それでは、今月、2月を見てみよう。
横ばいだ。
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