先ず、ここがホームページだ。
そして、下記がThe NASDAQ Dozenになる。
http://www.nasdaq.com/reference/dozen/dozen-intro.stm
必要になるSummary Quotesは下をクリックしてほしい。
(グーグルを例にした。)
それでは、12のルールを簡単に説明しよう。
1、50日平均出来高 (50 Day Avg. Daily Volume): 25万株以上なら合格。グーグルは6,138,018だから合格だ。
2、短期値動き: 今日の株価が、3カ月前よりも高ければ合格。グーグルは、3カ月前より低いから、このテストは失格。
3、長期値動き: 今日の株価が、1年前より高ければ合格。グーグルは合格。
4、収益: 過去4四半期の収益 (Revenue)が上昇していること。グーグルは合格。このデータは、ここで見れる。EPSの上がRevenueだ。
5、一株利益 (Earnings per Share (EPS)): 過去4四半期の一株利益が増えていること。(これも、4と同じ場所で確認できる。EPSがその数字だ。) グーグルは失格。
6、純利益(Net Income): 過去4年間の純利益が伸びていること。このデータはここを参照。下から二番目がNet Incomeだ。グーグルは合格。
7、アナリストの推奨状況 (Analyst Recommendations): このデータはここを参照。ほとんどのアナリストが、Strong BuyとBuyなら合格だ。グーグルは合格。
8、1年間の目標株価(12ーMonth Price Target): 目標株価が、今日の株価より高ければ合格。グーグルは合格。(このデータはここを参照。12 Month Price Target RangeのConsensusを見てほしい。)
9、利益がアナリストの予想を上回る (Positive Earnings Surprises): いつもアナリストの予想を上回っているなら合格。グーグルは合格。(ここを参照。Earnings Surpriseを見てほしい。黄色がアナリストの予想、そして緑が実際の利益。)
10、利益見通し(Earnings Forecast): 見通しが上向きなら合格。グーグルは合格。(ここを参照。一番下がConsensus Earnings Forecastsだ。)
11、同業界成長率との比較(Industry Earnings): 業界平均より上なら合格。(ここを参照。Consensus Earnings Forecastsの上にあるEarnings Growthがそれだ。)グーグルは合格。
12、同業界PER(株価収益率)との比較: 業界平均のPERより低ければ合格。(ここを参照。Consensus Earnings Forecastsの右上にあるPrice/Earningsがそれだ。)グーグルは失格。
さて以上のテスト結果、グーグルが失格したのは3項目だ。パーセンテージで言えば、75%の合格率だから、超優秀なスコアではない。
最後に一つ付け加えておこう。このホームページはナスダック・ドット・コムだが、IBMなどのニューヨーク銘柄の情報も載っている。さて、IBMの12項目を調べてみるとしよう。