22日(火曜)、ここ20年間で最大の利下げを実施した連銀だが、いったいどこまで金利を引き下げるつもりだろうか?29、30日にはFOMC(連邦公開市場委員会)が予定され、マーケット関係者たちは、既に0.25ポイントの追加利下げを期待している。もし、それが実現となれば、FF金利は3.25%になる。
債券アナリストのキム・ルーパート氏(Action Economics)は、こんなことを指摘している。
更なる利下げは、インフレを引き起こす危険性がある。FOMCの二日後には、雇用統計が発表され、もし予想以上に良い数字なら、追加利下げは不必要な愚かな行為だった、と批判されることだろう。
掲示板に記された、一般投資家たちの声も聞いてみよう。
・「連銀は、ウォールストリートを優先させるのではなく、米国経済のために適切な判断をするべきだ。」 dhp7さん
・「米国消費者を本当に助けたいなら、連銀は金融機関に命じて、クレジットカードの金利を下げさせるべきだ。」 truckmanさん
・「連銀は、アルコール依存症者が安いワインをやめられないように、金利引下げ中毒になってしまった。問題は、金利引下げは米国経済のために実施されているのではなく、金融機関の利益のためだ。」 stillarfishさん
次に、ダグ・カシュ氏(シーブリーズ・パートナーズ・マネージメント)の見方を要約してみよう。
ここからの株式市場は、はっきりしない動きになり、強い上昇波動が始まることもなければ、暴落になることもないだろう。方向性を欠くマーケットが展開されるわけだから、適切な銘柄を選ぶことが重要になる。
では、どんな株に投資したら良いだろうか?手っ取り早く、候補銘柄を探す方法の一つに、ストックスカウターの利用がある。
先ず、ここをクリックしてほしい。
次に、下のように設定して、Goをクリックすると、上位10の銘柄が表示される。
あとは、銘柄のチャートを一つ一つ検討して、出動のタイミングをつかもう。
(参考にしたサイト: http://www.usatoday.com/money/economy/2008-01-24-fed_N.htm