「2007年のマーケットから得た教訓」、という重々しいタイトルで、バリー・リットホルツ氏(リットホルツ・リサーチ)は次の13項目をあげている。
1、噂を無視すること。
2、買う銘柄は、強いセクターだけから選ぶこと。
3、ファンド・マネージャーの動きを、必要以上に重要視しないこと。プロが買っているからといって、必ず上がるという保証は無い。
4、値動きと雑音の違いを理解すること。
5、株価収益率(PER)は、皆が思っているほど重要ではない。
6、ファンダメンタルズの悪化に耳を傾けろ。
7、利回りを優先させた投資は高くつく。
8、持ち株の定期点検を怠るな。
9、複雑な投資手法は役に立たない。
10、得意分野だけに投資しろ。
11、間違いは素直に早く認めること。
12、危機管理を徹底しろ。
13、トレンドを無視するな。
次は、フォーチュンから4つの質問だ。(解答は下)
1、どちらの方法が優れている?
A、300ドルの利益を確実に得られる方法。
B、80%の確率で400ドルの利益を得られるが、ゼロになってしまう可能性が20%ある。
2、どちらの方法が優れている?
A、300ドルの損失が確実な方法。
B、80%の確率で400ドルを失うが、全く損をしない確率が20%ある。
3、どちらを選ぶべきか?
A、今日10ドル受け取る。
B、明日11ドル受け取る。
それなら、この場合ならどちら?
A、10ドルを1年後に受け取る。
B、11ドルを1年と1日後に受け取る。
4、コインを6回投げたら、表と裏はどう出るだろうか?
A、表、表、表、表、表、表\n
B、裏、表、表、裏、表、裏
解答:
1、B 2、A 3、両方ともB 4、A、B両方とも起きる確率は同じ。(もし全て間違ったなら、あなたは感情的な投資家、ということらしい。)
(参考にしたサイト: http://bigpicture.typepad.com/comments/2008/01/new-column-up-a.html