先ず、明けまして、おめでとうございます。(中国では、新年快楽と言うらしい。)
2008年、この株が行ける、と書き始めたが、ありきたりな銘柄ばかりなのでやめた。それよりも、ダグ・カシュ氏(シーブリーズ・パートナーズ・マネージメント)の、「2008年、ひょっとしたらこんなことが起きる」の方が面白い。
バリー・リットホルツ氏(リットホルツ・リサーチ)によれば、カシュ氏は2007年も「ひょっとしたらこんなことが起きる」を発表し、約半分が当たったようだ。今年の予想を見てみよう。
1、住宅市場のスランプが、いよいよ小売業界を不況におとしいれる。
2、米国企業利益は10%減になる。
3、S&P500指数は、5%から10%の下落になる。
4、一日のマーケット変動幅は、1%から2%が当たり前になる。(高ボラティリティの定着)
5、2008年、連銀は連邦公開市場委員会を開く度に金利を引き下げる。
6、西ヨーロッパの経済悪化。
7、2008年、中国株式市場は倍になる。
8、日本の株式市場は、予想以上に大きな上げを展開し、投資家たちを驚かせる。
9、住宅市場の悪化で、これらの企業が倒産するだろう。 Countrywide Financial (CFC), Beazer Homes (BZH), Hovnanian (HOV), Standard Pacific (SPF), WCI Communities (WCI) and Radian Group (RDN)
10、金融セクターの回復は無い。
11、Research in Motion (RIMM)、 Apple Computer (AAPL) 、それに Google (GOOG)の株価は倍になる。
12、Yahoo! (YHOO)とeBayは合併する。 Amazon (AMZN)とOverstock.com (OSTK)も合併するだろう。
13、General Electric (GE)は、NBC(テレビ局)をTime Warner (TWX)に売却する。
14、ドルは10%ほどの下落になり、金は1オンスあたり$1000を超える。(現在837ドル)
15、原油は、1バレルあたり135ドルになる。(現在95ドル82セント)
16、サイバー・テロリズムが社会問題になり、ハッカーが金融機関に大被害を与える。
17、ヘッジファンドの人気が無くなり、多くの資金が流出する。
18、エンロンのような「不審な決算」が増える。
19、クリントン氏が当選し、米国史上初の女性大統領が誕生する。
カシュ氏
(参考にしたサイト: http://bigpicture.typepad.com/comments/2007/12/possible-improb.html)