Tuesday December 11, 2007

US Market Recap

二つの金利引け下げシナリオ

火曜の連邦公開市場委員会で、0.5ポイントは無理でも、0.25ポイントの金利引下げが実施される、と予想するアナリストが圧倒的に多い。まるで100%利下げを確信したように、現在マーケットは0.7%ほど上げているが、シャーク・アセット・マネージメントの、ジェームズ・デポーレ氏はこう語っている。

「感謝祭後から、利下げを見込んで、マーケットの上昇が続いている。もし、予想以上に0.5ポイントの金利引下げを期待している人が多い場合は、0.25ポイントの利下げだと失望売りといった事態が起きることだろう。」

ミラー・タバックの債券アナリスト、トニー・クレシェンジ氏は、こんなことを指摘している。

先週の月曜と同様に、連銀は、今日も50億ドル分の国債を放出した。違った言い方をすれば、連銀は金融機関に国債を買わせたわけだ。しかし、ただでさえ出費の増えるこの時期に、連銀はなぜ金融機関から現金を吸い上げる必要があるのだろうか?

分かりきったことだが、クリスマスが迫り、消費者にはギフト用の現金が要る。更に、特に今年は投資ポートフォリオの調整のために、どこの金融機関も例年以上に資金が必要だ。普通なら、連銀は12月に銀行から国債を買って、十分な現金を銀行に与えるものだ。しかし、今年は正反対なことが起きている。

たしかに、おかしな連銀の動きだが、クレシェンジ氏はこう結論している。

この時期に、こんなことをする連銀には、大きな計画があると思われる。たとえ、国債を放出して金融機関から現金を吸い上げても、それ以上の金額の現金を金融機関に与える方法だ。それは何か?ご察しのとおり、金利引下げでそれを実現することができる。

クレシェンジ氏は、二つの金利引下げのシナリオを予想している。

1、フェデラル・ファンド金利を0.5ポイント引き下げ、同時に公定歩合を0.75ポイント引き下げる。

2、0.25ポイントのフェデラル・ファンド利下げと、0.5ポイントの公定歩合の引き下げ。

「2番目の方法が実施されるなら、引き下げ幅が不十分、という反論が出て来ることでしょうから、とうぜん1月の利下げも期待されてしまいます。ですから、驚きの要素も含めて、連銀は積極的な姿勢を示すことが大切です」、とクレシェンジ氏は付け加えている。

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(参考にしたサイト: http://www.thestreet.com/p/

Stocks You Need To Know About

マクドナルド

日足(大引けまで45分)

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売上好調のニュースで、高値が更新された。出来高が平均以下なのが気になるが、明日がFOMCだから仕方ないかもしれない。下の表で分かるように、マクドナルドの売りを推奨するアナリストは一人もいない。

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Wall Street English

既存店の定義

McDonald's posted an 8.2% jump in November same-store sales, fueled by particularly strong growth abroad.

11月、マクドナルドのsame-store の売上は、8.2%増という好調な結果だった。same-store salesは、「既存店売上高」という意味だが、既存店の定義をご存知だろうか?

営業を始めて2、3カ月では既存店にならず、少なくとも13カ月の営業歴が必要だ。

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