消費者はクレジット・カードの借金で苦しみ、国家は債務で首が回らないのだから、全く困った状況だ。(信じられない、呆れた状態だ、と言う人たちもいる。)
信じられない、と書いたついでに、少し信じ難いニュースを紹介しよう。
先ず、間抜けな犯罪者の話から。(サバンナ・モーニング・ニュース11月30日)
ニセ札製造の疑いで、3人が指名手配中だったが、アッケなく逮捕された。マイケル・チャットマン(容疑者35才)は、プリンターをターゲット(小売店)に返品に行った。担当者がプリンターを調べていると、中から偽造された20ドルと10ドル紙幣が出てきた。動転した容疑者は店から飛び出したが、外にいた警官に捕まり、共犯者の二人も逮捕された。
11月30日付けのデトロイト・フリー・プレスには、ビル・ジマーマンさん(ホームレスの男性 50才)が、ケンタッキー・フライド・チキンを訴えたことが報道されている。
なぜ訴訟を起こしたのか?ジマーマンさんが、ケンタッキー・フライド・チキンの前で物乞いをしていたら、いきなり支店長から煮え湯を浴びせられ、やけど治療のために近くの病院に13日間入院したという。
次の話題も、ちょっと首をかしげたくなる内容だ。(シアトル・タイムズ 12月1日)
プライバシーの保護、ということで名前は公表されていないが、ある女性が養育費を求めて、精子提供者を訴えた、というニュースだ。
訴えられた男性(医師)は、当時ナソー郡の病院に勤務しており、この女性は研修医として同じ病院に働いていた。レズビアンの彼女は、当時愛人と同居しており、子どもが欲しいという彼女たちの願いにこたえて、この男性は精子を提供した。文書という形では残さなかったが、生まれた子どもに対して、この男性は養育に関して何の義務や権利が無いことを口約束した。
現在、子どもは18才になり、母親は、この子どもが21才になるまでの養育費を求めている。1993年、母親、母親の愛人、そして子どもはオレゴン州に引っ越した。その時、この男性は「父親より」と記してカードや金を子どもに送った。その後も、電話で子どもと7回ほど話したようだ。
まだ、具体的な養育費の金額は決まっていないが、もし人工授精に関与するなら、必ず文書で記録を残すべきだ、と専門家たちは述べている。
(参考にしたサイト: http://news.yahoo.com/s/ap/20071203/ap_on_go_ot/nation_in_debt_4
http://www.freep.com/apps/pbcs.dll/article?AID=/20071130/NEWS02/711300342/1004/NEWS02
http://seattletimes.nwsource.com/html/nationworld/2004046062_sperm01.html