イーデス・ヤンさんは、16才の時、たった一人で香港からアメリカに来た。多くの移住者がそうであるように、ヤンさんも最初は英語で苦労したが、3年半で大学を卒業した。大企業に就職し、順調にアメリカでの生活を続けたが、どうも仕事が面白くない。けっきょく起業家に転身し現在に至るヤンさんは、当時を振り返って、会社勤めから学んだ99項目を挙げている。いくつか見てみよう。
・会社にいる頃は、上司や同僚が、自分のことをどう考えているだろうか、ということばかりを気にしていた。全く精神的に良くないことだ。
・アインシュタインの言葉に、「毎日同じことを繰り返して、違った結果を期待することほど馬鹿げたことはない」、というものがある。正に、それがサラリーマンの生活だ。
・自分が本当にやりたいことをする時、不満や愚痴が無くなる。
・好きな仕事ができるなら、どんな早起きも苦にならない。
・好きな仕事をしている人は、健康管理にも気をつかう。
・重要なのは他人の意見ではなく自分の意見だ。
・状況を変えたければ、先ず自分が変わることだ。
・はっきりとした確信が無くても、先ずやってみることが肝心だ。
・それは危険だからやめた方が良い、という言葉を鵜呑みしてはいけない。そんなことを言う人は、実際にそれをして、失敗した経験があるわけではない。
・見つけようとするのではなく、作り出すことを考えよう。
・エキスパートになろう。多くのことに手を出す必要はない。1度に10の物事をするより、一つのことを10回繰り返した方が効果的だ。
・意見を聞くなら、実際に成功している人からだけ聞こう。
・あなたの最高の製品を、先ず客に無料で使ってもらおう。
・問題が起きた時の解決方法が分かっていれば、どんな製品でも売ることができる。
ヤンさん
(参考にしたサイト: http://www.edithyeung.com/2007/06/19/99-life-lessons-learned-from-quitting-corporate-america/)