「原油高、ガソリン高などの経済的な悪材料に関係なく、個人消費に衰えは見られません。もちろん、まだ安心することはできませんが、小売業者たちは、週末の売上にホッとしていることでしょう」、とビル・マーチン氏(ShopperTrak RCT創立者)は語っている。
さて、今日はサイバー・マンデー。オンライン小売業者も、クリスマス商戦に参加だ。エレン・デービス氏(全国小売連盟 NRF)によれば、サイバー・マンデーはオンライン業者とって年間で最も忙しい日ではないが、クリスマス・セール開始の公式日として知られるようになった。(多くの業者は、オンラインだけでなく、実際に小売店も経営している。)
ブラック・フライデーと同様に、格安商品がサイバー・マンデーの目玉になるが、デービス氏はこう述べている。「特に、今年強調されるのは配達料金無料です。」送料ゼロは、別に珍しい宣伝文句ではないが、こんな事実がある。ご存知のように、原油高が原因になって、ガソリンも同様に上がっている。そのため、宅配会社のFedExとUPSは、燃油料金として配達料金を5%から16.5%引き上げている。
それでは、サイバー・マンデーの様子を覗いてみよう。
・シアーズ(デパート): 配達料金無料
・サーケット・シティ(電化製品ディスカウントショップ): $24以上買うと送料はゼロ。
・JCペニー(デパート): $25以上買うと送料はゼロ。
(商品価格は、小売店と同様に大幅な割引がある。)
オンライン・ショッピングで事故にあわないために、専門家は、次のことを注意点としてあげている。
・個人情報の泥棒を防ぐために、ウェブ・サイトには暗号化技術(エンクリプション)が適用されていること。
・電話番号、住所が明記されていないサイトからは買わないこと。
・あらかじめ、Shopping.comやShopzilla.comを調べて、どのサイトが格安かを確かめること。
(参考にしたサイト: http://money.cnn.com/2007/11/23/news/companies/cybermonday.moneymag/index.htm?postversion=2007112508