Bespoke社の調べによると、大型株は10月の高値から平均で20.35%の下げ、そして小型株は28.5%の下落だ。原油の値上がりで、エネルギー株が注目されていたが、これも平均で17%ほど下げている。不安なマーケットだが、トップクラスの株ニュースレターは、どんな見方をしているだろうか?
・Blue Chip Investor: 強気
編集長のスティーブン・チェック氏は、株の一株利益成長率と債券の利回りを比較した場合、株の方がまだやや割安だと言う。現在、ポートフォリオの88%が株に割り当てられている。
・Bob Brinker's Marketimer: 強気
発行されたばかりのニュースレターには、こう書かれている。「米国市場が、ベアマーケットに陥る可能性は無い。来年も、高値が繰り返し更新されるだろう。」
ポートフォリオの100%が株に割り当てられている。
・Chartist and Chartist Mutual Fund Timer: 強気
99%が株だ。
・Investors Guide to Closed-End Funds: やや強気
ポートフォリオの49%が株。
・Medical Technology Stock Letter: 強気 (医療技術関連銘柄が中心のニュースレター)
株式市場のリスク上昇を理由に、最近少し利食ったが、それでもポートフォリオを占める株の割合は75%だ。
・No Load Fund Investor: ニュートラル(中立的見方)
相変わらず、7割の資金が株に割り当てられているが、マーク・サルジンガー氏(編集長)は、やや慎重な意見を今月号で発表している。
・Timer Digest: 強気
54%が株。
・Vantage Point: 強気
しばらくマーケットは横ばいするが、中期長期のアップトレンドに崩れは無い、と編集長のジョン・ハリス氏は述べている。100%が株に投資されている。
(参考にしたサイト: http://bespokeinvest.typepad.com/bespoke/2007/11/average-stocks-.html