Thursday November 15, 2007

US Market Recap

トレーダーの敵

トレード心理の研究で有名なブレット・スティーンバーガー氏は、先日のコラムで、時おりトレーダーが経験する精神的な疲れについて触れている。先ず、症状から見てみよう。

1、やる気が無い

単に気が進まないというだけでなく、意識的にトレードを避けようとする。

2、不信感

うまく行く筈がない、またマーケットに裏切られるに決まっている、とトレードを始める前から悲観的な考えに支配されてしまう。

3、疲労感

積極的にトレードに臨まなくてはいけないのは分かっているが、肉体的心理的な疲労感で、全くテキパキとトレードができない。

4、睡眠障害

よく眠れない、または十分過ぎる睡眠時間なのに、爽快な気分で起きることができない。

5、薬物乱用

酒、タバコ、睡眠薬を使って気分を晴らそうとする。

解決方法

気が進まない、やる気が無いというのは、あなたの意志が弱いからではない。どんなに自分自身を励ましても、精神的な疲れがたまっていると、なかなかやる気を引き起こすことは難しい。そんな時はトレードから離れて、適度な運動、そして十分な休憩を取ることが大切だ。それでも疲れがとれないなら、医師に診てもらうことを勧めたい。

あなたのトレードを見直してみよう。適切なゴールが設定されているだろうか?たとえば、3万ドルの口座で、毎日5000ドルの利益を上げるといった実現不可能な目標では、単に精神的な負担になるだけだ。

だらだらとトレードしていないだろうか?トレードも仕事なのだから、きちんと時間を守らなくてはいけない。マーケット開始から終了まで、絶えずトレードチャンスがあるわけではないから、トレードは最初の2時間だけ、といった形で自分のスケジュールを作ろう。毎日長時間モニターを見ていたのでは、言うまでもなく、必要以上の疲れをためてしまう。

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スティーンバーガー氏

(参考にしたサイト: http://traderfeed.blogspot.com/2007/11/psychological-burnout-and-trading-five.html

Stocks You Need To Know About

コカコーラ

日足(大引けまで10分)

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値を崩すことなく、高値でレンジを形成している。ブレイクアウトが狙えるパターンだ。

Wall Street English

円、ユーロ、米国株式市場

ケン・フィッシャー氏(フィッシャー・ウェルス・マネージメント)は、こう語っている。

On days when the euro rises against the yen, stocks rise. On days when the yen rises to the euro, stocks fall.

ユーロ/円相場で、ユーロが上がる日は米国株式市場も上がる。逆に、円が強くなると、米株は下げる。

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発行:株式会社ブレイクスキャン 監修:株式会社デイトレードネット