November 2007 のトップ・ストーリー一覧

30年くらい前になるが、「ノストラダムスの大予言」、というベストセラーになった本があった。たしか、1999年7の月に人類が滅亡する、という解釈が載せられていたと思うが、嬉しいことにその予言は外れた。言うまでもなく、未来を予知することができれば、株だけに限らず、ビジネスの世界で成功することができる。しかし、そう簡単に将来を見通すことが出来るだろうか?

ジョーク・じょーく・Joke

ある投資家が三人の女性と交際していた。いったい、誰が結婚相手に最もふさわしいだろうか?そこで投資家は、三人に5000ドルずつ与えて、彼女たちがどう使うかを見てみることにした。

大企業が教えてくれたこと

イーデス・ヤンさんは、16才の時、たった一人で香港からアメリカに来た。多くの移住者がそうであるように、ヤンさんも最初は英語で苦労したが、3年半で大学を卒業した。大企業に就職し、順調にアメリカでの生活を続けたが、どうも仕事が面白くない。けっきょく起業家に転身し現在に至るヤンさんは、当時を振り返って、会社勤めから学んだ99項目を挙げている。いくつか見てみよう。

200万ドル、円に換算すれば約2億1680万円。これは、ウォール街のインベストメント・バンキング担当責任者の平均ボーナスだ。去年の額を10%ほど上回っているというから、サブプライムや信用収縮で苦しむ金融業界の話はウソだったのか、と思ってしまう。

サイバー・マンデー

クリスマスの買い物シーズンは、好調なスタートを切った。ShopperTrak RCT(調査会社)のデータによれば、ブラック・フライデーの売上は、去年を8.3%上回る小売業者に嬉しい結果だった。(感謝祭の翌日は、ブラック・フライデーと呼ばれ、ショッピング・センターは買い物客で混雑する。)

ブラック・フライデー

感謝祭の翌日は「ブラック・フライデー」と呼ばれ、いよいよ、クリスマス・ショッピング・シーズンが始まった。真夜中の営業開始も一般的になり、テレビでは、買い物客が押し寄せるショッピングセンターの模様を報道している。

値下げをするから売れない!?

サブプライム問題で、銀行は金を貸し渋るようになった。少し話はそれるが、どの銀行も被害者です、といった顔をしている。そもそも、無茶な融資を連発したのは銀行などの金融機関だ。更に、サブプライムローンは不動産担保証券化され、証券会社、銀行、ヘッジファンドなどが積極的に投資した。

トレード技術向上のヒント

デイトレードで、毎日稼げるようになりたい、という願望は、3割打者になりたい、という願いに似ている。どちらも、技術を向上させないと実現できないから、日々の努力が必要になる。そこで今日は、技術の磨き方を考えてみよう。

全ては前連銀議長が悪い!?

全米企業エコノミスト協会の発表によると、アメリカの不景気を予想する経済学者の数が、ここ8週間で約2倍に増えている。もっと具体的に見ると、50人中9人が、向こう12カ月以内に不況に陥る可能性は50%以上と答え、約三分の二は少なくとも25%の確率がある、と回答している。

過渡期のスターバックス

ヤフー・ファイナンスが、訪問者からアンケートを取った。「スターバックスが、52週間ぶりの安値に転落しましたが、これは買いチャンスでしょうか?」回答は、43%が「イエス」、57%が「ノー」のほぼ半々だ。それでは週足チャートをチェックしてみよう。

気分を調整しよう

皆さんには、毎日トレードを始める前に、必ず実行していることがあるだろうか?言い換えれば、最高に近い気分でトレードに臨む準備だ。たとえば、知人のYさんは、マーケット開始5分前に、この音楽を聴いて気分を高めているという。

Bespoke社の調べによると、大型株は10月の高値から平均で20.35%の下げ、そして小型株は28.5%の下落だ。原油の値上がりで、エネルギー株が注目されていたが、これも平均で17%ほど下げている。不安なマーケットだが、トップクラスの株ニュースレターは、どんな見方をしているだろうか?

トレーダーの敵

トレード心理の研究で有名なブレット・スティーンバーガー氏は、先日のコラムで、時おりトレーダーが経験する精神的な疲れについて触れている。先ず、症状から見てみよう。

Eトレード、一夜明けて

アナリストのコメントで、昨日60%近い下げとなったEトレードは、どこに買収されるだろうか、と早速話題になっている。競争相手のオンライン証券会社には、TD Ameritrade、Charles Schwab、optionsXpress Holdings、それにTradeStation Groupなどがある。
11月7日、747ドル24セントの高値を記録したグーグルは、現在636ドルで取引されている。約15%の下落だ。この下げ率が、大きいか小さいかは別として、先ず日足チャートを見てみよう。

資金はどこへ向かう?

二週間連続の嫌な下げ方で、さすがに不安になり始めた人たちが多いようだ。既に11月、強い相場で知られる年末が近いが、もう4年以上も続いたブルマーケットを考えると、今回は例外かもしれない、と思ってしまっても仕方ない。さて、投資家たちは、どうポートフォリオを調整するだろうか?

会社を休む理由あれこれ

ドル安、サブプライム問題、不況の住宅市場、信用収縮、まったくロクなニュースが無い。悪い時には悪いことが重なる、と言われるが、これだけ暗いニュースが多いと、投資者たちも滅入ってしまうことだろう。そこで、今日はくだらない明るい話題を探してみることにした。

ベアがブルになった

バーナンキ連銀議長は、木曜、急騰する原油価格などが原因となって、インフレ率の上昇と経済成長が減速する可能性があることを議会で証言した。早速、これは売り材料になり、現在S&P500指数は約1.2%ほど下げている。

「海外の中央銀行は、金利を引き上げているのに、米国は逆に最近二度も金利を引き下げた。これが意味することは、ドル安やインフレを懸念する連銀の態度は、単なる見せかけだったのだ。」いつもストレートな、投資アドバイザー、ギャリー・カルトバウム氏の言葉だ。更に氏は、こう続ける。

ドル安を嘆く米国消費者

先物市場で買っていた人なら、原油の史上最高値記録は嬉しいニュースだろう。しかし、ガソリン高に結びつく原油の値上がりは、消費者にとって迷惑な話だ。トリプルAの調べによると、1リットル当たりのレギュラー・ガソリン全米平均は79.3セント(約91円)になり、4カ月ぶりの高値だ。

サブプライムの次は何だ?

思えば、評判の悪い最高経営責任者だった。辞めるのも時間の問題、と言われていたが、とうとうシティグループのチャック・プリンス氏が辞任した。サブプライム、そして不動産担保証券で、評価損が更に80億から110億ドル増えるというのだから、正に退任するしか他に道は無かったわけだ。

手数料が上がった!?

現在アメリカには、売りに出されている中古住宅が440万件ほどある。全米不動産業協会の調べによれば、これらの住宅が全て売り尽くされるには10.2カ月の期間が必要になり、これほどの高水準に達するのは1998年の2月以来だという。住宅ブームの頂点、2005年の1月は、たったの3.6カ月だったから、いかに今日の住宅市場が落ち込んでいるかが分かる。

佐藤新一郎氏(投資顧問)が、こんなことを書いておられた。「不思議なもので、300円の株が350円になったときはなかなか買えないものが、連日上昇し、900円になるとまだまだ上がるような気がして、非常に買いやすくなります。」大衆心理を、的確に言い表した言葉だと思う。

投資者は考え過ぎ?

あと二カ月を残すのみとなった2007年だが、小売店にとって最も重要な、クリスマスのショッピングシーズンがやって来る。既に、アナリストたちは暗い売上を予想しているが、これは消費者に好都合だ、と言う人たちもいる。

決算、株価、抵抗線

予想どおり、連銀は0.25ポイントの金利引下げに踏み切り、短期金利の指標となるフェデラル・ファンズが4.5%に設定された。

ネットエイドに参加された方ならお分かりのように、マーケット開始前、馬渕氏はトレード候補銘柄のチャートをチェックする。目的の一つは、条件を十分に満たさない株を、リストから削除するためだ。デイトレーダーには、デイトレード用の銘柄選択方法があるように、スイングトレーダーにもそれなりの方法がある。そこで今日は、ジェフ・ホワイト氏(スイングトレーダー)の話を聞いてみよう。

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発行:株式会社ブレイクスキャン 監修:株式会社デイトレードネット