Coming Week: Risky Business
いきなり、次週は危険、という警報だから、まるで下げを予想しているようだ。要約すると、金曜のマーケットは、中国株と新興市場銘柄の下げが特に目立ち、逆に国債が大きく買われた。更に、古い話題だが、大手証券や銀行の名前が挙げられ、これらのセクターの低迷ぶりが説明されていた。
これを読んだだけでは来週の作戦を立てることはできないが、記事の下には、読者からのアンケートが取れる仕組みになっていた。質問は三つある。
1、次週のマーケットに対して、あなたの見方は強気、弱気、それともニュートラルですか?
2、次週は、どのセクターが買われると思いますか?
3、次週は、どのセクターが売られると思いますか?
結果を見てみよう。
1、強気 37.54%、弱気 41.37%、ニュートラル 21.07%
2、金、金鉱株 12.74%、インターネット 10.39%。
3、銀行 21.86%、証券会社 15.88%
「トレード・ウィザード(トレードの魔術師)」の異名を持つ、ビル・カラ氏の意見を記しておこう。
世界の半分はブルマーケット、そして半分がベアマーケットだ。アメリカ、日本、イギリス、それにドイツはベアマーケットに入る。まだ上げ相場が続くのは、インド、中国、ホンコン、シンガポール、ロシア、ブラジル、カナダ、そしてオーストラリアだ。
(参考にしたサイト: http://www.thestreet.com/s/coming-week-risky-business/markets/marketfeatures/10385593.html
http://www.billcara.com/archives/2007/10/saturdays_commentary_chat_1020.html#more)