イントレード・ドット・コムというウェブサイトがある。先ず、直接ホームページを見てほしい。
上から、アル・ゴア氏、ヒラリー・クリントン氏、そして前ニューヨーク市長のジュリアーニ氏の顔写真が載っている。写真の横には、Buy(買い)、Sell(売り)のボタン、おまけにチャートもある。まるで、オンライン証券のようだが、ここで取引されているのは一種の先物だ。
二番目の写真、ヒラリー・クリントン氏を使って、少し説明しよう。
Hillary Clinton to win 2008 US Presidential Election、と書かれているが、ここで取引されているのは、2008年の大統領選挙で、クリントン氏が当選するかどうか、という先物だ。
当選すると思うなら、一株(先物だから一枚かな)48.5(Buy)で買い、落選すると思うなら、48(Sell)で空売ることができる。48.5は48ドル50セントかな、と思ったのだが、Explainをクリックして読んでみると、48.5=$4.85という説明が見つかった。
下がチャートだ。
なるほど、アップトレンドだ。チャートには移動平均線、それにボリンジャーバンドなども入れることができ、ローソク足で表示させることも可能だ。
面白そうな先物だが、今日の出来高を見ると、たった283枚だから頻繁な取引は無理だ。もちろん、遊びのようなサイトだから、実際に自分の金を賭けるのではなく、暇つぶしに時々覗いてみると楽しいかもしれない。(言い遅れたが、もう無くなってしまったから見ることはできないが、ゴア氏はノーベル賞を取れるだろうか、という先物が取引されていた。)
(参考にしたサイト: http://www.kansascity.com/news/politics/story/317531.html)