成功したいなら、その道で成功している人の真似をすることだ、と助言する人たちがいる。もちろん、それとは逆に、失敗から学べという教訓もある。そこで今日は、トレーダーが犯しやすい、8つの間違いを見てみよう。
1、情報量が多すぎる
チャート、ニュース、掲示板、チャットルーム、あまりにも画面が騒々しい。たしかに、12のモニターを使ってトレードをしている人もいるが、一つの頭で把握できる情報量は限られている。情報を厳選しよう。
2、タイムフレーム
スカルピングをするなら1分足チャートは必要だ。しかし、ポジションを数日以上持つ人なら、1分足チャートは要らない。スタイルに合ったチャートを利用しよう。
3、資金の配分
一つの銘柄に、全資金をつぎ込むようなことをしてはいけない。いつも同じ株数でトレードをする必要もない。リスクに応じて、株数を調整することが大切だ。
4、早すぎる/遅すぎるタイミング
直ぐ損切りができないために、トレーダーは、小さな損をいたずらに大きくしている。その逆は、あまりにも利食いが早すぎ、手仕舞ったとたんに急騰が始まる。チャートを分析して、理論的な損切り値と利食いのポイントを設定しよう。
5、余分な売買
分かっていながら、値幅の狭い横ばい状態でトレードをする人がいる。とにかく、いつもマーケットに参加していないと気がすまない、といった人たちだ。トレードは、勝率の高いパターンが表れた時だけだ。
6、役に立たないルール
底で買って天井で売る、などといったトレードを目標にしてはいけない。これでは、あと200ドル儲けることができた、あと500ドル儲けることができた、と失敗が目立つだけだ。
実際に持ち株を処分しない限り、本当の損にならない。そうかもしれないが、そんな言い訳をするのは塩漬け株を持つ人に多い。
7、近道はない
直ぐに好結果は出ない。知識の習得、そしてそれを実践できるようになるには時間がかかる。
8、人に頼るな
もし、アドバイザーやニュースレターの利用を考えているなら、注意して選んでほしい。経験が浅いうちは、アドバイザーの意見を鵜呑みにして売買してしまう傾向があるから、特に気をつけてほしい。自分の資金を、いちばん大切に運用できるのは、言うまでもなくあなただけだ。
(参考にしたサイト: http://www.amplesight.com/trading_tips.htm)