8月、10年以上の実績がある株ニュースレターは、強気な見方を発表していた。そして今日、マーケットは高値を更新し、強気な姿勢が正しかったことが証明された。当然の疑問は、それらのニュースレターは、相変わらず買いを勧めているだろうか?マーク・ハルバート氏(ハルバート・ファイナンシャル・ダイジェスト)の調査結果を見てみよう。
・ブルー・チップ・インベスター: (強気)
ポートフォリオの92%が株に当てられている。社債の利回りと、株の一株利益を比較すると、まだ株の方が割安だ。
・ボブ・ブリンカーズ・マーケットタイマー: (強気)
低金利、低インフレ率、それに好企業収益が原動力になり、株式市場は来年に向けて、更に大きな上昇を展開するだろう。100%が株に割り当てられている。
・チャーティスト: (強気)
ダウが新高値を記録したように、他の指数もそれに追従することになるだろう。ポートフォリオの72%が株。
・インベスターズ・ガイド・ツー・クローズドエンドファンド: (やや強気)
約48%が株に投資されている。
・メディカル・テクノロジー・ストック・レター: (強気)
ポートフォリオの93%が株。
・ノーロード・ファンド・インベスター: (ニュートラル)
債券、そして株式市場の高ボラティリティが今後も続くことだろう。現在の状況を考慮すると、ここで株を買い足す必要は無い。だからと言って、持ち株を処分する必要も無い。サブプライム問題が、まだ片付いていないが、これが原因でベアマーケットに陥ることは無いだろう。ポートフォリオの株の比重は7割。
・タイマー・ダイジェスト: (強気)
60%が株に割り当てられている。
・バンテージ・ポイント: (強気)
100%が株だ。
個人投資家たちの声も載せておこう。
・「皆が強気ということは、ここが天井だ。」 FDRAllOverAgainさん
・「現在の状況は、2000年のインターネット株バブルに似ていると思う。遅かれ早かれではなく、そろそろ大きな下落がやって来るだろう。」 dpbivさん
・「強気意見を発表しておいて、持ち株を大衆に売り逃げするつもりだろうか?」 Jerry007さん