Tuesday September 18, 2007

US Market Recap

利下げよりも効果的な措置

皆、口を揃えたように、火曜のFOMC(連邦公開市場委員会)では、25から50ベーシス・ポイントの金利引き下げがあると言う。こんなに同じ意見ばかり聞こえてくると、とうぜん気になるのが、利下げは必要ないと主張する少数派だ。

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(短期金利)

17回連続で引き上げられた短期金利は、2006年6月以来、5.25%に据え置かれている。そもそも、執拗な金利引き上げは、インフレ抑制を目的に実施され、ここで利下げが実現すれば、多くの人たちがインフレ問題は消滅したと受け取るかもしれない。

しかし、現状はこうだ。

・80ドルを瞬時突破して、史上最高値を記録した原油。

・二桁の上昇率が続くヘルスケア・コスト。

・高くなったトウモロコシ、小麦、そして大豆などの農産物。特に大豆は3年ぶりの高値。

更に、朝食に欠かせないオレンジ・ジュースの急騰、約2倍になった乳製品価格などもあるから、家計に影響を与えるのは間違いない。

下は、農産物の価格を示す商品指数だ。

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こんな見事な上昇基調で、利下げは本当に必要だろうか?

briefing.comの、ディック・グリーン氏は、こう述べている。

「住宅市場、サブプライム問題、それに信用収縮などを考えれば、ここで利下げをしないと米国は不況に陥る、と多くのマーケット関係者は言う。たしかに、活気の無い経済活動だが、データを見る限り不景気の心配はいらない。もちろん、経済成長速度が鈍っていることは認める。とうぜん失業率も増えることになるだろう。しかし連銀は、インフレを抑制するために、利下げよりも経済停滞を選ぶ可能性があることを頭に入れておきたい。」

(参考にしたサイト: http://www.briefing.com/GeneralContent/Investor/Active/ArticlePopup/ArticlePopup.aspx?SiteName=Investor&ArticleId=NS20070917080147TheBigPicture

http://bigpicture.typepad.com/comments/2007/09/reports-of-the-.html

http://articles.moneycentral.msn.com/Investing/Dispatch/ShouldTheFedCutRatesOrNot.aspx

Stocks You Need To Know About

シティグループ(C)

5分足

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ベアフラッグからブレイクダウンだ。

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日足にもベアフラッグが出来ていた。

Wall Street English

また中国だ

中国=欠陥製品、というイメージが定着してしまった。

有害な塗料が使用されたオモチャ、毒の入ったペットフード、汚染された魚介類、規定違反のタイヤ、とにかく数えていたらきりが無い。

そして月曜、AP通信は、こんな報道をした。

China recalls tainted leukemia drugs

中国政府は、汚染の発見された、白血病治療薬の回収を発表した。

「中国製品は単に安いだけ。品質管理は全くなっていない」、と米国市民は憤慨だ。

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(最近回収されたクレヨンと色鉛筆セット。有害な鉛が含まれていた。)

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